暴君の行方 73話〈前回のお話〉
ヘカテに様子がおかしいことがバレ、ナセル様に告白されたことを話すジエン。
その様子をナセル様にも聞かれ、遠征が終わったら正式な返事が欲しいと言われます。
そしてついに魔物の森に入るジエンたちですが…?
暴君の行方 74話〈ネタバレ〉
生まれて初めて乗る馬にも平然と乗れてしまうジエン。
周りの人たちは何も何者なのかと不信感を持っています。
そろそろ「稲妻の地」に着くはずだとカリスが言いました。
そこでは紫色の稲妻が絶えず落ち、それに当たると違う場所にテレポートしてしまうようです…。
「稲妻の地」の向こうには黒い球が見えるそうで、そこに行こうとしても稲妻でテレポートしてしまう為、たどり着くことができないと。
その黒い球に辿り着くことができるのは、伝説上の「魔王」しか無理だと言われているとも…。
ジエンはジェラドが紫の槍や魔法を使っていたことを思い出します。
稲妻の地の稲妻の色やマナの色が同じなのはただの偶然なんだろうかと…。
「稲妻の地」を目指す途中でジェラド出現
「稲妻の地」に到着し、とりあえず稲妻がどれだジェラドの魔法と似ているか確認してみようとジエンは思っていました。
すると突如、目の前に魔物とともにジェラドが現れます。
ここはヘカテでないと太刀打ちできないとわかり、引き返すベルハルトたち。
ジエンもナセル様やカールリスに説得され引き返します。
先に引き返したベルハルトたちの後を追いますが、道に迷ってしまうジエンたち。
カールリスの魔法で方角を選んで進んでいましたが、途中でどうも選んでは行けない道に来てしまったようです。
気がついた時にはすでに何者かに周りを包囲されていました。
カールリスはジエンを連れて逃げろとナセルに言います。
カールリスは防御魔法で話し合いを試みるつもりでした。
逃げながら、果たしてカールリスの言葉が相手に通じるのか疑問に思うジエンとナセル。
きっと口を開いただけで殺されてしまうかもと気づきます。
目を合わせ、クルッと元来た道に戻るジエンとナセル…!!
カールリスの身を案じて戻ることにしたジエンたちは…?
暴君の行方 74話の感想+考察
ついに魔物の森に足を踏み入れてしまいましたね。
でもジエンの馬に乗る様は、本当にメイドには思えないほど毅然としています。
さすが「偉大で邪悪な王」の生まれ変わりですね。
そしてやっぱりジェラドが登場しました。
ヘカテにそっくりだけど、頭からツノが生えてしまって本当に恐ろしい形相なジェラド。
ヘカテ一人でジェラドの相手をするのは大丈夫なんでしょうか?
魔物もいっぱい引き連れていましたし…。
同じ双子でも闇と光に分かれてしまったジェラドとヘカテ。
まだ知らない秘密が隠されていそうな気がします。
そしてカールリスの魔法の道案内でどうも行ってはいけない方に入ってしまったジエンたち。
一旦は、カールさんを置いて逃げたけど、たぶん口を開けばあの調子だからすぐ殺されると思ったんでしょうね…。笑
助けに戻ったジエンたちは間に合うのでしょうか…?