おすすめの少女漫画!30代からでもハマる名作

大人になってもトキメキを感じたい!30代からでも楽しめるおすすめ少女漫画を独自の世界観で紹介するブログ

「暴君の行方」85話のネタバレ!光のペンダントがジエンに話しかける!?ピッコマ独占掲載作品

前回のお話↓

manacomicsmania.hatenadiary.com

「暴君の行方」85話のネタバレ

 写真入りのロケットペンダントのイラスト

 

突然、しゃべりだしたペンダントにビックリするジエン。

ペンダントを放り投げてしまいます。

自分の話が嫌なのか?と勘違いして怒っているヘカテ。

違う!違う!今、ペンダントから声が聞こえて…と慌てて説明します。

えっ?何も聞こえなかったですが…まさか!!

ジエン、ペンダントを拾ってきてください!!

…なんで?

いいから!神器を粗末にしてはいけません!!早く!

わかったよ~とブーブー言いながら拾いに行くジエン。

ペンダントに触ると、ジエンの頭の中に声が響きます。

《私は、どのくらいの間、眠っていたのだ?》

んっ?

ペンダントを拾ってまじまじと見つめるジエン。

このペンダントがしゃっべてる?

《お前の魂は以前、どこかで感じたことがあるようだ…》

《だが、私はお前のような、みすぼらしい人間は知らないな…》

《光の杖ならすぐに離せとわめいたことだろう…》

この神器もジエンに対して失礼なことを言います。

怒りを堪えるジエン。

ペンダントの声が聞こえているのなら、前回、目覚めたのはいつの時代だったか聞いてくださいとヘカテ。

いやいや話しかけるジエン。

う~ん、ペンダントさん?私の声、聞こえますか?

《顔だけでなく、頭も悪いようだな、どうして私を目覚めさせることができたのか理解に苦しむ…》

神器ってみんな性格悪いの?作った人の性格が歪んでたのかな…と思うジエン。

《前回は…いつだったかな?私が覚えているのは、私の主だけだ》

《光の司祭に私を作るよう命じた者》

《あの者は普通ではなかった、お前を見ているとどうしてか、あの者を思い出す》

ジエンが光のペンダントの主に?

ヘカテがジエンの後ろに来ていました。

ジエン、今すぐに光のペンダントをポケットにしまってください。

誰かに見られると困ります。

ヘカテ!?扉から手を離して大丈夫なの?

少しの間なら大丈夫です。

このペンダント、皇太子殿下に渡し方がいいんじゃ…?

どうしてですか?光のペンダントがあなたに話しかけた以上、このペンダントの持ち主はあなたです。

えっ?と驚くジエン。

光の神器は持ち主となった者としか意思疎通できないことを知らないのですか?

でも、私、光の剣にも話かけられたけど?

そ、それは…あなたは例外なのでは…?

とにかく、皇太子殿下に渡しても光のペンダントが反応するかわかりませんし、今、会話ができるあなたが持っている方がいいでしょう。

でも、皇太子殿下が、私に預けてくれる保障はあるの?

ジエン、首都を離れたいのはでなかったのですか?

殿下や、カールリス公子、ナセル公子から離れたのではなかったのですか?

誰よりもややこしいことを好まないのはあなたではありませんか。

そ、そうだけど…。

死ぬまで首都にある光の教団で聖女だと崇められたいのなら止めません。

床に伏せて、ヘカテ様のおっしゃるとおりにすると言うジエン。

それを聞いていたペンダントがギャーギャーわめいています。

《生意気なやつだ!私だっておまえと一生を共になどしたくない!》

《しかもお前が聖女だと?人々がお前を崇めるだと?》

《私の声が聞こえれば誰でも私の力を使えるわけではないぞ!お前の頼みなんか絶対に…》

スッとポケットに光のペンダントをしまうジエン。

シーン。

あ、光のペンダントから手を離すと声が聞こえなくなるみたい。

地下二階に隠された書庫へ

ジエン…。

ヘカテに呼ばれ、ん?とヘカテの方を見るジエン。

扉を押さえながらヘカテが真っ青になって苦しそうにしています。

ヘカテ!だいじょうぶ!?と走り寄るジエン。

兄の威力が増しているようです、このままだと1時間半くらいしか持ちこたえられないかもしれません…。

どうしたらいい?何か方法はある…?とジエンが焦って聞きます。

ジエン、よく聞いてください。

地下の二階に書斎があります。

本がたくさん置いてある部屋がどこかにあるはずです。

何かが隠されているのなら、きっとその部屋です。

誰にも言わず、一人で行って必ず見つけ出してきてください。

(ヘカテ…どうしてそんなことを知っているの…?)

急なことすぎて、ヘカテに訪ねることができないジエン。

急いでください!

走りだすジエン。

(ヘカテがどうして知っているのかは、今はどうだっていい!!)

(遠征隊を助けるための大きな秘密をヘカテは教えてくれたんだ)

(だから、私も、この秘密は墓場まで持っていく!!)

(ヘカテにとって私が唯一の存在であるように、私にとってもヘカテは唯一の存在だから!!)

ナセルの前に現れたのは魔王!?

その頃、本のたくさんある部屋にナセル公子が立っていました。

天井高くまである本棚にびっしりと本が並べられています。

こんな魔物の地の古城に、これほどの本を誰が持ってきたんだろうか?と思うナセル。

魔物の森と稲妻の地を行き来しながら運ぶのは到底無理だと考えます。

待てよ…、あの稲妻の地を利用すればもしかしたら…。

考え込むナセル。

稲妻の地を使って移動できるほどの魔力を持っているとしたら…。

人間ではない!!

ナセルの背後にスッと忍び寄る長い黒髪の人影。

うちに何か御用ですか?

ハッと振り返るナセル。

黒髪の美しい男性が立っています。

とっさに剣を抜こうと構えると、男は悲しそうな顔をしました。

せっかく数百年ぶりのお客様なのに、剣を抜かれるのは悲しいな。

剣を抜くのは、招かれざる客に驚いた僕の方だとは思わないか?

誰だ?と剣を構えるナセル。

さあ?僕には名前がないんだよと黒髪の男。

えっ?と怪訝な顔になるナセル。

『闇は光よりも先に生まれたため 長い間 他の生命が誕生するのを待たなければならなかった 名づけてくれる者もいなかったのだ』

『後に生まれた者たちはその闇をこう呼んだ 魔王…と』

目を見開くナセル。

僕は君たちが僕につけた名前が気に入っていない、だけど、人間の風習に合わせて名乗らなければならないのなら…。

僕は魔王だ。

 

「暴君の行方」85話の感想と考察

f:id:mana-mana717:20191205224802p:plain

ジエンに話かけてきた光のペンダント。

光の剣と同様に、ジエンには失礼な発言を繰り返していましたね。笑

でも意思疎通できちゃうから話すかないですし。

本当にジエンって何者?

偉大で邪悪な王の生まれ変わりだとしても、全ての性質を受け継いで生まれてきてるわけではないですよね?

そこらへんがまだ、謎のベールに包まれているので、気になるところです!

ヘカテがどうして書庫の存在を知っているのかはおいといて、ジエンが行く前にナセルが見つけていましたけど?

しかも、「魔王」と名乗るカールリスによく似た黒髪の男が現れました。

ナセルが思うとおり、人間でないことは確かですが、どうして現れたのでしょうか?

光の剣と、光のペンダントと何か関わりがありそうですよね?

ここに、ジエンが参加したら、どうなってしまうのでしょうか?

 

manacomicsmania.hatenadiary.com