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「できるメイド様!」46話のネタバレ!レイチェルの策略に気づいたラエルは…!?ピッコマ掲載

「できるメイド様!」46話のネタバレ

 

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レイチェルの嘘を見抜くラエル

皇太子殿下がマリを可愛がる理由がわかるレイチェル。

ドレスから始まって、お菓子に異教徒とのトラブルまで全てマリのおかげで解決してきました。

そんな人材を手放すのはもったいないと思っているはず。

皇太子妃になったあとも、私のそばに置いておくべきだろうか?

いや、万が一「真実」がバレてしまったら…。

やっぱり皇太子妃になったら、できるだけ遠くへ追いやろう…。

帝国の外へ…。



それで、イーストバーン令嬢、俺に話しとはなんだ?とラエル。

はい、殿下。

(今日で必ず決着をつける!皇太子妃になるのは私だからね!)

教国からの提案に対するいい考えを思いつきましたとレイチェル。

言ってみろとラエル。

レイチェルはマリに提案された話をそのままラエルに伝えます。

それを一緒に聞いていたアリエル令嬢は負けを認めざるを得ませんでした。

以上ですと話を締めくくるレイチェル。

ラエルはいい考えだとレイチェルを褒めます。

手ごたえを感じたレイチェルは自分に勝ちを確信しました。

ありがと…と言いかけた時。

だが、それは誰の考えだ?とラエル。

えっ?…もちろん私の考えです。

本当にイーストバーン令嬢の考えなのか?

はい…殿下。

顔が真っ青になってくるレイチェル。

(大丈夫よ、マリが思いついたなんてわかるはずがない…)

殿下のお役に立てればと、私が思いついた考えですと平静を装います。

そうか…では、食料支援をしたとして、他国からの非難になどう対処するんだ?

…はい?えっと…と戸惑うレイチェル。

サトウキビの種子は取引禁止品目ではないので…。

種子の話を聞いているのではない、教国に大量の食料を送れば、他国からの非難は避けられないだろう。

その問題はどうするのだ?

あの…。

(マリ!助けて!!)

マリはレイチェルの後ろでどう手助けをするか考えていました。

(教国との交易原理さえ知っていれば答えはすぐ出るはずだけど…どうやって教えれば…)

チラッとラエルの方を見ると、パチっと目が合ってしまいます。

慌てて目を逸らすマリ。

レイチェルが搾り出した答えを話しだしました。

我が帝国は勢いもありますし、他国に批判されても無視していればいいかと…。

無視?異教徒と取引する国だというイメージがついても問題ないというのか?

たったその程度の考えしかないのに、よく交易品について思いついたのか理解に苦しむとラエル。

夢でお告げでも聞いたのか?と。

むっとするレイチェル。

イーストバーン令嬢、俺は欺かれるのが大嫌いなんだ。

欺いてなど!!とレイチェル。

黙れ!それ以上はもう聞きたくない!

今回のことだけではない、賢い令嬢たちのことだから俺が言いたいことはわかるだろう?食事はもうこれで終わりだ。

俯いて動かないレイチェルに、あわあわとしてるアリエル。

マリ、お前は俺とついてこいとラエル。

…!

 

マリとの会話を楽しむラエル

庭に出るラエル。

屋根付のテラスの中のテーブルに座るように指示されます。

殿下の前でそのようなことは…!?

気にしなくていい、さっきからずっと立っていたではないか。

うう…と仕方なく座るマリ。

メイドがお茶を運んできます。

レイチェルに頼まれたのか?とラエル。

はっとしてラエルに頭を下げるマリ。

申し訳ございません!殿下!!

許されないことをしてしまいました!どんな罰でも受けます!

面をあげろ、お前には何度も救われたのだから、今回のことは見逃す。

だが、どうしてイーストバーン令嬢の味方をするようなことを?

何か困った事情があるなら俺に言ってほしいんだ。

俺が全て解決してやる。

…本当に申し訳ございませんでしたとマリ。

もう終わったことだ、謝るなとラエル。

それよりさっきの意見はお前が思いついたんだろう?素晴らしいな。

とんでもございません…。

だが、他にも問題は山積みなのは知っているだろう?

…はい、食料支援を大量に行うのは帝国の立場的には良くないことだと思います。

他国からの非難も殺到するでしょうとマリ。

でも、その問題は仲介取引で解決できるでしょう。

直接、教国に引き渡すのではなく、仲介商人に売って、教国は商人に手数料を払ってからその食料を買い取るようにするのです。

そうすれば他国も反論できないでしょう。

コクリと頷くラエル。

そうだ、西方の国家が教国との取引でよく使うやり方だとラエル。

しかし、教国がサトウキビの種子が出回るのを嫌がったらどうするのだ?

教国ではコーヒーの種の流出は厳しく制限していますが、サトウキビに関しては制限していません。

それにもし、拒否するのであれば、こちらも強く出てかまわないでしょう。

援助を望んでいるのは教国側なのですから。

マリの聡明さに感心するラエル。

(マリと話しているとすごく楽しいな、その辺のバカな大臣と比べ物にならないぞ!)

もし、強く出たことで教国が戦争を仕掛けてきたら?とラエル。

その時は戦争すればいいだけですとキッパリ答えるマリ。

これだけ配慮したにも関わらず、不服を申し立てるなら放っておくことはできません。

我が帝国の戦力は強いので、戦ったとしてもきっと勝てるでしょう。

なら、もし戦争中に敵国である西帝国が攻めてきたら?とラエル。

それは十字軍の支援を書信でお願いすることで解決できます。

教国に対抗する十字軍に支援を要請した瞬間に、国家間の戦争ではなく、宗教間の戦争に変わります。

いくら西帝国でも、宗教同士の戦争に割り込むことは許されません。

フッと笑うラエル。

マリ、貴重な意見をありがとう。

素晴らしい、完璧な回答だった。

(こんなにも深く物事を考えられるとは…俺も天才ヒルデガルトの再臨などと言われもしたが…)

(マリこそがヒルデガルトの生まれ変わりなんじゃないのか…?)



「できるメイド様!」の感想と考察

 

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レイチェルの思惑通りにいかなくてなんだかすごくスッキリしました!!

マリが身分を明かせない事情もわかりますが、マリの手柄を全てレイチェルがかっさらっていくのはどうも腑に落ちなったんですよね。

頭のいいラエルだから、初めからレイチェルが考えたことだとは思っていなかったようですが、それでもマリだという確信が持てるまで待っていたのでしょうね。

ラエルの質問にスラスラと答えるマリ。

本当にお似合いで、早くくっついて欲しいとソワソワしてしまいます。

でも、きっとマリは頑固でしょうから、なかなかラエルに気持ちを見せることはしないのでは?

ラエルも自分の立場を一番に考えているので、マリをどうこうって話にはならないと思いますが、きっと大どんでん返しが潜んでいますよね?

なんていっても、マリはラエルがずっと探しているクローヤンのお姫様なんですから!!

 

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