「七つ屋志のぶの宝石匣」58話のネタバレ
見浦銀一邸。
プールに浮かぶ所長。
久世鷹臣のことを調べた銀一は、所長に内容を話します。
ジュエリーショップ「HULALU」（フラル）のオーナー兼デザイナー。
ロンドンに在住しているときから、北上顕定とは友人関係。
久世鷹臣の姉が橘先生の息子さんと結婚…。
偽装かな？と所長。
いや、偽装ではないと銀一。
ただ、橘先生の家に入った泥棒は、久世鷹臣の店の者が訪問中に入ったようだ。
そうなんだぁ‼︎と目をキラキラさせる所長。
しかも、橘先生は息子の嫁にうちのダイヤをあげたんだ。
ケラケラと笑う所長。
君は本当に楽しい人だなと銀一。
それで、志のぶっていう子は、鷹臣くんとは関係してるの？と所長。
西が、菖蒲さんのお店のパーティーで志のぶ、鷹臣、顕定を見たと割って入りました。
いきなり橘先生ってすごいなぁ〜、志のぶちゃんがいるからかなぁ？と楽しそうな所長。
まだ、その泥棒が北上顕定たちと関係しているかは時期尚早かと、と西。
また菖蒲にお願いするか！と銀一。
西はまた菖蒲くんと会うんじゃないの？と所長に聞かれ、約束はないですと答える西。
なんで？ラブラブかと思ってたのに…。
西は菖蒲と一緒に歩いていた女のことを思い出します。
菖蒲からその後、シンガポールに来ないか？というメールを無視している西。
その後も、何通も来るメールになかなか返信する気になれずにいました。
志のぶの元に新しい風が…！
5月ー。
志のぶの元に、うえの屋の豆大福を持ってくる中学生・滝石宗馬（たきいしそうま）。
今日も石を見せてと宗馬。
彼は最近、お母さんと一緒に近所に引っ越してきた子です。
引っ越しでお金がいるので、と最初にたくさん質に商品をもってきて以来の常連さんです。
シングルマザーで仕事も忙しい為、こうして宗馬くんがお店に遊びにくるようになりました。
宝石の石に興味がある宗馬は、今日も志のぶから色々教わっています。
そこへ、顕定が仕事終わりにやってきました。
宗馬に、あんまり志のぶの邪魔をするなという顕定。
おっさんだって裏に住んでるバイトのくせに志のぶの父親みたいに言うな！と宗馬。
両者睨み合います。
アハハと笑う志のぶ。
そういえば、どうしてそんなに宝石が好きなの？と宗馬に質問して話を変えます。
亡くなった父親が鉱物が好きで…と答える宗馬。
誕生日にもらった隕石がきっかけでと写真を見せると、それはパラサイト隕石だと顕定。
地球に落下する隕石の中でも2%ほどの貴重な隕石です。
その大部分がペリドットで出来ていると聞いて、驚く宗馬。
その後も宇宙の隕石の話をする顕定に食い入るように聞く宗馬。
ハッと気づいて、話に入ってくるなよ！俺の父親みたいにもするな！と怒ります。
してないわ！と言い返す顕定。
そこへ、宗馬のお母さんが来店します。
今日は早く帰れたから、夕ご飯作れるよ！と言って、宗馬はお母さんと一緒に買い物に行くことに。
志のぶ、また今度！と言ってお店を後にする宗馬。
百合江が背後から、宗馬くんって顕ちゃんの中学の時によく似てない？と出てきました。
似てるわけない！あんな生意気なやつと顕定。
生意気なとこがよ！と笑う百合江。
志のぶは宇宙から降ってきた宝石に宗馬と同じくなんだかワクワクしていました。
宗馬の母親の彼氏事情
いつものように、志のぶの隣でルーペで宝石を見ている宗馬。
ふと、志のぶに元気が出る食べ物は何か聞いてきます。
レバーとか？と答える志のぶ。
そういえば今日、元気ないね？と言うと、俺じゃないと宗馬。
お母さん？新しい職場になったんだっけ？
それで元気ないわけじゃなくて、男と別れて引っ越してきたんだ…と言います。
どうも、前の職場が歯医者で、そこに来るお客さんでお金持ちっぽい人が服とかバッグとかプレゼントをよくくれていたとのこと。
一度、その男と歩いているのを偶然見かけて、楽しそうだったからいいかって思ってたけど、別の日にその男が他の女と歩いてたんだ。
後をつけたら、スーパーで買い物して同じマンションに入って行った。
朝まで待ったけど女は出て来なかったんだ…。
て、徹夜したの⁉︎と驚く志のぶ。
そのタイミングで、母親に合わせたいか人がいるって言われたから、嫌だって即答したんだ。
わかった、忘れて！とあっさり母親は引き下がった。
その数日後に引っ越しする話が出て、今に至るとのこと。
あの男と別れたのは俺のせいなんだと宗馬。
お母さんはあの男が好きだったんだ…でも、認めることも出来ない！と苦悩する宗馬。
百合江に怪しい男が…‼︎
宗馬の母親から買い取ったワンピースを着てお出かけしている百合江。
偶然会った知り合いと立ち話します。
今日、雰囲気違うと言われ、全部お客さんから買い取ったやつなのと、話す百合江。
いいわね質屋さんって〜と盛り上がっているのを見ている男性。
百合江とすれ違っても、振り返って見ています。
先生！次はこのお店ですよと言われる男性。
しかし、男性は百合江を追いかけて走って行ってしまいます。
あれ？先生？ちくわ先生〜‼︎
指輪がそう言うのなら…。
宗馬の自宅。
ソファで元気なく座る母親に、そんなにあの男が良かったのかよ？と聞く宗馬。
えっ⁉︎何言って…と顔面蒼白になる母。
知ってるんだ！あいつにもらった指輪だけは売らずに持ってること！
お金に困ったら売るつもりだったのよ！と否定します。
そうだ！今月税金の支払いあるから、すぐ売ってくると家を飛び出る母。
慌てて追いかける宗馬。
志のぶのお店で、指輪を出す母。
開けるとペリドットの指輪でした。
追いついた宗馬が、売らなくていいって‼︎と入ってきます。
宗馬が一番大事だからこれでいいのと母。
俺だって母さんが幸せならいいんだけど、あいつは女といたから…。
あいつって竹輪（ちくわ）さんのこと？どうして知ってるの⁉︎
志のぶはペリドットの指輪に見入っています。
お母さんに、この指輪はその人からもらったのか確認する志のぶ。
はいと答えます。
指輪からとても強い想いを感じました。
その人、そんな悪い人じゃないかも…と志のぶ。
その時、またまた背後から百合江が登場。
一緒に歩いてるだけでは、付き合ってるかどうからわからないわよ？と意味深です。
百合江は男性と仲良く踊っている写真を宗馬に見せます。
これ、付き合ってると思う？
思いますと即答の宗馬。
ただのダンスの先生よ、男と女は色々な関係があるんだからと百合江。
実は竹輪さんって人に会ったんだと言い出しました。
驚く宗馬親子。
麻里さんから買い取った服やバッグ一式を身につけてたら、声かけられたのよ。
俺が買った服にバッグ‼︎と取り乱した竹輪さん。
突然、麻里さんに振られてショックでパニックになったと百合江に話す竹輪。
一度でいいから、会って理由を聞きたいと涙を流していたと麻理に伝えます。
竹輪さん…と麻里もまだ好きな様子です。
宗馬は、志のぶにその指輪がそいつのことをいいやつだって言ってるか？と尋ねました。
うんと即答の志のぶ。
宇宙からきたペリドットの石と志のぶがそういうなら…。
わかった、会うなら俺も連れていけと母に言う宗馬。
俺が全てを白日の元に晒す‼︎
宗馬‼︎と抱きつく麻里。
学童は終わったけれど…⁉︎
後日、確認すると、竹輪さんは売れっ子の漫画家だったことが判明します。
歯医者で麻里に一目惚れして、猛アタックした竹輪さん。
プレゼント攻撃は、忙しすぎてお金を使うことがなかったからだそうで、一緒に歩いていた女性はアシスタントだとわかりました。
他にも家には何人かいて、徹夜で仕事をしていたこともわかります。
竹輪さんの書いている漫画は宇宙の鉱物資源を巡る歴史漫画のようで、宗馬ともあっという間に打ち解けました。
その後、志のぶのとこへ来なくなった宗馬。
顕定は、学童が終わったなと嬉しそうです。
志のぶに懐かれてたのに、ちくわに取られて可哀想だなとチクリ。
志のぶは気にせずスマホのメール画面を操作しています。
宗馬からのラブラブメールでした。
宗馬くん、頻繁にメールくれるからと見せつけます。
顕ちゃんの頭に隕石でも落ちたらいいのに…と物騒なことを思う志のぶでした…。
「七つ屋志のぶの宝石匣」58話の感想と考察
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前回まで、少し緊迫した内容だったので、ちょっとだけ息抜きできる内容でしたね！
宗馬くん、なかなか生意気キャラでいいですね！
顕定も中学生の時はあんな感じだったんですね！
百合江さんの感覚では…ですが。
宇宙から落ちてくる隕石が宝石だってことで、なんだかロマンを感じました。
地球って本当に美しいんだなって。
宝石の持つ不思議なパワーってやっぱり人を魅了するんですね。
そんな鉱物パワーで、引き寄せられた竹輪先生と麻里さんには幸せになってもらいたいものです。
宗馬くんも、志のぶのことが気に入ってるみたいなので、煮え切らない顕定なんてもう捨てて、乗り換えたらいいですよ！笑
志のぶちゃんが幸せなのが一番ですから‼︎
それと、そろそろ菖蒲が動き出しそうですよね。
見浦銀一に、西さん。
ドキドキしながらも少しずつ謎が解き明かされていきそうです！
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