「太陽が見ているかもしれないから」のあらすじと登場人物、読んだ感想
「太陽が見ているかもしれないから」/いくえみ綾
作者 いくえみ 綾
出版社 集英社
掲載誌•レーベル Cookie
2019年11月現在、8巻まで発売中で完結しています。
「太陽が見ているかもしれないから」の主な登場人物
深山 岬 (みやま みさき)
高校1年生。
まわりの友達とどこか自分は違うと思っている女の子。
同級生の楡と仲良くなり、一緒にシェアハウスで暮らすことになる。
廣瀬 楡 (ひろせ にれ)
親が貸金業を営みお金持ち。
中学まではいじめらていたが高校デビューをして岬と仲良くなる。
井田 日帆 (いだ かずほ)
楡の幼なじみ。
幼い頃、父親が楡をスコップで殴る事件を起こして両親は離婚している。
高校で楡と再会する。
飯島
岬と楡と同じ中学の同級生。
岬のことが好き。
「太陽が見ているかもしれないから」のおおまかなあらすじ
自分が自分でないような、自分の本当の気持ちはどこにあるのか、いつもふわふわとした感覚で生きていた岬は、楡と仲良くなってやっと自分の居場所を見つけます。
岬と楡は高校生になり、楡が父親に買ってもらったフラットハウスで、岬と共同生活を始めます。
岬の家庭は親が離婚していて、母親と母親の彼氏と一緒に生活していたので居場所がなかったのです。
楡との生活は岬の人生に彩りを与え、とても大事なものになりました。
そんなある日、楡の幼なじみで、小さい頃に親が楡絡みで事件を起こして疎遠になっていた、日帆が同じ高校にいたことで、3人は急速に仲良くなっていきます。
しかし、岬と楡は、日帆が入ったことで、少しずつバランスを崩していきます。
岬は楡とずっと一緒にいるには、友達というポジションでいなけらばいけないと思いこんでいて、楡は岬のことが大事すぎて汚してはいけないと思いこんでいる、日帆は楡だけが自分を幸せにしてくれると思いこんでいて?
危うく揺れ動く心情に、誰の本心も見えないなんとも難しいストーリーに仕上がっています。
キーパーソンは「飯島兄弟」ですね。
彼等なくして、この物語は動かなかったことでしょう。
「太陽が見ているかもしれないから」を読んだ感想
いくえみ作品は毎回思うのですが、とにかく「痛い」という感情が湧き上がります。
人間の本質をこれでもかと言うほど突きつけてくる、決して綺麗事は描かないぞ!という意思が感じられます。
読みての感情を揺さぶるのはもう天性のものなのでしょうか?
実はこの、「太陽が見ているかもしれないから」は、3巻まで読んだところで読むのを一度やめました。
あまりにも胸が苦しくなって、どう考えてもハッピーエンドにならないんじゃないかと思うくらい、岬に感情移入してしまったのです。
そのくらい、「楡」というキャラクターが魅力があったともいえます。
なので、続巻が発売されても我慢して完結を待ちました。
6巻で「潔く柔く」の春田の弟の話が収録されていたのも、楽しみに取っておきました。
やっと、8巻で完結して結果を見てから購入しました(笑)
そのくらい、いくえみ作品は、「苦しい」内容を突きつけくるのですよ。
それでも、最後には本当に小さな救いをきちんと残してくれていました。
これが中毒になってしまうのです!
大学生までの過程が描かれているのですが、なんてことのない日常でも、毎日少しずつ変化していくのだなぁと思う内容でした。
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