密夜婚〜付喪神の嫁御寮〜の作品紹介
密夜婚〜付喪神の嫁御寮〜/大海とむ
作者 大海とむ
出版社 小学館
掲載誌 プチコミック
2016年より連載スタートで、8巻で完結しています。
密夜婚〜付喪神の嫁御寮〜の登場人物
栗沢 翠(くりさわ みどり)
小さい頃から「この世のならざるもの」が、
視える体質。
大人しく目立たない性格なのは、
幼いころから、
人には見えないものが見える為、
両親や周りの人達にも不気味がられた為。
自分の人生を諦めている。
妹の朱莉だけは懐いてくれている。
白銀(しろがね)
大弓に宿る付喪神。
長年に渡って、自分についた穢れを取るために、人間の処女の女性を嫁にする。
今生では翠を選ぶ。
栗沢 朱莉(くりさわ あかり)
翠の妹で、翠と違い愛嬌があり天真爛漫で、
両親にも周りの人にも愛されている。
姉である翠の事が大好きだが、
両親に冷たくされる姉を案じている。
三笠くん(みかさくん)
翠の高校の同級生。
翠と偶然、再会して交流する。
太郎(たろう)
三笠の愛犬。
実は代々三笠家を守る霊犬。
翠を見初め、近づく。
「密夜婚〜付喪神の嫁御寮〜」の内容紹介、人ならざるもの達
幼い頃から、他の人には見えない、
何か恐ろしいものが視えてしまう翠。
そんな自分を気味悪がり、
避けてきた両親や周りの人達に、
これ以上不安を与えてはいけないと思った翠は、
無表情で自分の事を話さない大人に成長していました。
勤め先でもその、性質は変わらず、
社員で中のいい人は誰一人いません。
そんな折、翠は子供の頃に偶然出会った、
綺麗な男の人に再会します。
それは、不思議な体験で、
誰にも話したことはありませんでした。
幼い翠に、その美しい男性は、
「お前は俺の嫁になる」と
予言していたのでした。
実は翠は、強力な「浄化」の力を宿していたのでした。
人との関係を経っていた翠ですが、
いきなり付喪神のお嫁さんになることに!
愛される喜びを知って翠は花開いていくのですが…。
密夜婚〜付喪神の嫁御寮〜は少女漫画は好きだけど大人っぽい話も好きな人に向いている
結婚相手が付喪神の神様ということで、
どんな内容になるのか楽しみでしたが、
さすが大海とむ先生ですね!
「ミッドナイト・セクレタリ」でも感じましたが、
異界の人との話がすごく詳細で、
本当に人間なのかと疑うレベルです。
結構、この世ならざるものに関しては、
私も詳しい方なのですが、
かなり、掘り下げている感じで、
脱帽です!
やっぱり異界ものは、
どうも胸の奥がわくわくして仕方ありません。
ちょっと大人な描写が多いですが、
それは大海とむ先生が好きたら、
暗黙の了解でしょう!
それに、動物の描き方も本当にうまくて、
秋田犬の太郎くんがむちゃむちゃ可愛いです。
鵺とか、狼とかも出てきて、
異界生物のパラダイスですね!
ラストの終わり方も個人的には良かったと思いました。
このおすすめ少女漫画はちょっと大人なラブストーリーです。
大海とむ先生の主な代表作
「禁断の恋でいこう」
「ミッドナイト•セクレタリ」
「魔女の媚薬」
「黒蔦屋敷の秘めごと」
「蜜夜婚〜付喪神の嫁御寮〜」
※出版が古い順で記載しています。
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