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「暴君の行方」84話のネタバレ!ついに黒い球まで辿り着いたジエンたち!!ピッコマ掲載

前回のお話はこちら↓

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「暴君の行方」84話のネタバレ

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先頭をきって走り出すジエンに、驚くナセルとカールリス。

ヴァレノール卿はナセル公子に、本当にジエンはおたくでなんの訓練も受けてないのかと聞きます。

僕が知る限りでは、メイドに特別な訓練はさせていないと答えるナセル。

ですよねと納得するヴァレノール卿。

メイドであるにも関わらず、遠征隊の先頭をきり、その勇敢さを持ちながら騎士になるのは興味がないとは…。

ベテランに騎士でさえも、あんな気迫は感じられません。

ジェラドはジエンのまわりに沢山の人が居るため攻撃できずにイライラしていました。

ご主人様のまわりにネズミのような奴らがいっぱいだ!!

ヘカテはジェラドが攻撃してこないので、ジエンに全速力で黒い球まで向かうように伝えます。

黒い球の中にはむやみに攻撃してこないと読んでのことでした。

全速力で走るジエンたち。

黒い球につき、中に入るジエンたち。

中に入ると、夕焼けのように赤い世界が広がっていました。

城が建っているのも見えます。

あの城って大昔に地上から消えたっていう魔族の城なのでは…?と遠征隊たちも口々に話だしました。

もう稲妻の心配もないので、城に向かいましょう!とナセル。

城には何が潜んでいるかわかないのでは?と言われ、僕たちの目的を忘れたのですか?と睨むナセル。

僕たちはモンスターがどうして攻撃的なのかを調べるために来たんです!!

それに今はまだ追われている身、もたもたしている場合ではありません!!

ビクッとなる遠征隊たち。

急いで城の中に入っていきました。

全員が入ったことを確かめ、ドアを閉めるヘカテ。

同時にジェラドの声が響きます。

何をするヘカテ!

虫けらのような人間どもをよくも僕の城に入れたな!!

その城がどれだけ大事か知っていながら!!

ヘカテ、もうおまえは僕の弟ではない…。

血の涙を流すジェラド。

そこから出てきた時は、この手で一番残酷な方法で殺してやる…!!

閉じたドアを少し開けて、顔を出すヘカテ。

お好きにどうぞ、ただしここから僕たちが出ることがあるのなら…。

城の中の秘密通路

中を見て回る遠征隊たち。

特に目立ったものは何もありません。

窓もなく、明かりもついていないのに、割と明るい城内。

ジエンも見て回ったあと、お城というよりは神殿みたいだなという印象を持ちました。

ナセルがさっきジェラドが言っていた意味はどういう意味だとヘカテに聞きます。

ここは兄にとっては特別な場所なんですとヘカテ。

「虫けらみたいな人間」を聖処で虐殺はしないでしょう。

黒い球の中の城が「聖処」って…一体ジェラドは何者なんだ?とナセル。

ヘカテ、おまえはどうして…。

ガンッ!と大きな音が響きました。

今はそんな話をしている場合ではないと、扉を押さえるヘカテ。

ジェラドが入ってこないようにできそうなのか?

窓のない城には出入り口はここにしかありません。

城を破壊することはないと思うので、ここだけ塞げは大丈夫です。

出入り口が一箇所しかないなら、俺たちもでられないんじゃ?とカールリス。

テレポート魔石もこの中ではうまく作動しないみたいだし…。

ここから出なかったらいいだけです。

えっ?と同時に驚くナセルとカールリス。

「秘密通路」があるかもしれないんだな?とベルハルト。

はい、「秘密通路」はあるはずです。

僕もいつまでこうして食い止めていられるか、わかりません。

僕がここを塞いでいられるのは「三時間」だけです。

「三時間」以内に秘密通路を見つけて脱出しないといけません。

秘密通路だけでなく、この古城の主が誰なのか、どうしてここにあるのかを探りだすことができれば、遠征の目的も達成できます。

時間がないな…とベルハルト。

手分けしてさがすぞ!

はい!!

ジエンが、自分はまだ指示をもらってないとベルハルトに聞きます。

おまえはもう十分、活躍したとベルハルト。

はい?

稲妻の地を突破できたのはお前のおかけだ、ここで休みながらヘカテ司祭を見守って欲しい。

(えっ?本当に?私、ご褒美もらって退職できるかも…?)

ヘカテの方に近づくジエン。

大丈夫?と尋ねると、げっそりした顔で大丈夫に見えますか?とヘカテ。

兄弟に振り回されて大変だねと同情するジエン。

何か食べ物を与えようと、荷物をゴソゴソしてると…。

ヘカテ、見て!

なんですか!!

ジエンの手に握られていものを見ます。

光のペンダント!?

うん、お墓からもってきてたのすっかり忘れてた!

これで、ジェラドが欲しがっている光の神器が三つとも集まってしまいましたね…。

ジエンの手のひらで光のペンダントが光りだしまた。

『私を起こしたのは、誰だ…?』

 

「暴君の行方」84話の感想と考察

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稲妻の地を抜けて、黒い球まで無事に辿りつきましたね!!

中に入ると、不思議な赤い空間でした。

そこでひときわ不気味な黒い城。

ジェラドが大切にしている「聖処」ってどういう意味なんでしょうか?

少しずつジエンの前世と因縁の回収がされていきそうです。

ベルハルトが意外にもすんなりジエンの功績を称え、解放?したように見えましたよね?

何か考えがあるのでしょうか?

そして、光のペンダントから聞こえた声は誰なんでしょう?

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