王の獣〜掩蔽のアルカナ〜/藤間 麗
作者 藤間 麗
出版社 小学館
掲載誌 Cheese!
2019年12月現在、2巻まで発売されています。
王の獣〜掩蔽のアルカナ〜の主な登場人物
胡−藍月(こ−らんげつ)
亜人。
双子の胡月がいたが、能力者ということで離れ離れになる。
自分の運命を呪い、性別を偽り、男として生きていく。
弟の復讐を果たすため、皇宮に入り込むことを果たす。
第四皇子•天耀(てんよう)
天賦の才にも恵まれ、見目も麗しい皇子。
そして、圧倒的な優しさと気高さを兼ね備えている。
蘇月を亡くしてから、従獣を置くことを拒んでいたが、太博に押し切られる。
線の細い華奢な藍月を心配するが、その類稀なる腕っ節に感服する。
皇子護衛・太博(たいはく)
亜人を蔑む素振りを見せる、天耀の護衛。
優しすぎる天耀の身を案じている。
何かと藍月に冷たくあたるが、その武力は認めている。
藍月の秘密に気づく?
胡−蘇月(こ−そげつ)
藍月の双子の弟。
能力者を探す薬を飲み、胡月だけが
異能者だと判明する。
第四皇子の従獣候補として、皇宮に連れて行かれる。
のちに殺害される。
「王の獣〜掩蔽のアルカナ〜」のおおまかなあらすじ
人間と獣の性質をもつ亜人の少女、藍月。
藍月の生きる世界は、亜人は能力者であれば、皇族の傍に置かれ、その一生を全うするのですが、そうでない女性は人間の男のおもちゃにされ、妓女として支えさせられその一生を遂げます。
暮らしは制限され、男の亜人は戦場の先頭に駆り出されます。
そんな運命を呪っていた藍月は、ある日、弟が皇居で無残にも殺されたことを知り、
運命に逆らうこと決めました。
弟の仇を取るために、女を捨て、最強の武人になるために努力を積み重ね、ついには、皇族の従獣になることを果たします。
すぐにでも胡月を殺したとされる、第四皇子の天耀を手にかけたいと思いますが、なぜ弟は殺されなければいけなかったのか、真相を知るまでは従順な獣でいることを誓うのでした。
王の獣〜掩蔽のアルカナ〜を30代が読んだ感想
ついにキター♪───O(≧∇≦)O────♪
という心境です。
はい。今回のおすすめ少女漫画!
アルカナ、亜人…。
30代でも大好きです。
大好物です。
藤間麗先生のアルカナシリーズうれしい限りです!
「黎明のアルカナ」から「ロッカメルト」「水神の生贄」で、今回「王の獣」!
藤間先生、日増しに絵が綺麗すぎやしませんか??
天耀が美しすぎてクラクラします。
ただね、アルカナシリーズは毎回テーマが重いなと思いますね。
胸がキュンキュンというよりは、胸がズキズキしながら読んでいます。
今回もハッピーエンドになればいいなぁと思いながら読んでいますが、そこはもう、藤間先生次第なので…。
今作は、亜人である藍月が主役なので、どういった展開になるのかまったくよめません!
しかも男装をした女性で、亜人ならではの身体能力があり、弟、胡月の復讐心を胸に秘めているなんて、苦しみしか感じ取れない…。
天耀の優しさで、藍月を救い出してほしいなぁと、思っています。
《おすすめ少女漫画》藤間麗先生の主な代表作
「僕はキスで嘘をつく」
「黎明のアルカナ」
合わせてこちらも読んでいただければ幸いです♪
manacomicsmania.hatenadiary.com
「ロッカメルト」
「水神の生贄」
「王の獣〜掩蔽のアルカナ〜」
どれも面白いので読んでみてくださいね♪