「ある日、お姫様になってしまった件について」72話のネタバレ！
アタナシアの訪問
クロードに挨拶するアタナシア。
にっこり笑っておはようございますと言います。
本当に毎朝挨拶に来るのか？
陛下がご命令したことですから。
以前に陛下が毎日お呼びになったのに…とシュンとしてみせるアタナシア。
クロードの体調はルーカスのおかげでだいぶ良くなっていました。
（ちゃんと眠れているみたいで良かった）
ルーカスはそれも一時しのぎにすぎないと言いましたが、それでもアタナシアは安心できました。
陛下の部屋にケーキが運ばれてきます。
まさか私のために？とクロードを見ると、ゾワッとした顔をしています。
フィリックスが用意したようです。
気まずい雰囲気の中、ケーキを食べられるか心配なアタナシア。
用意された紅茶を飲むと、とても美味しくて頬がゆるみました。
（リペ茶だ！）
ホワホワと嬉しそうに飲むアタナシアを見て、紅茶が気に入ったのか？と聞くクロード。
はい！すっごく美味しいです！
その姿が、アタナシアの母親と重なって見えるクロード。
その幸せだった光景が蘇えると同時に、激しい頭痛が走りました。
（何を思い出しているんだ…俺は二度と…）
その隙にケーキを頬張っているアタナシア。
クロードと目が合います。
（はっ！油断した…）
目の前のケーキをフォークで差して、クロードの口に押し込むアタナシア。
お、美味しいからパパも食べてみて！
（し、しまった！昔のクセでつい…）
その後は、フィリックスもアタナシアも部屋から追い出されてしまいました。
紳士の企み
ジェニットは自宅に戻って何をしてきたのかアルフィアス公爵に報告していました。
それから姫様とお茶をして戻ってきました。
なるほど…とアルフィアス公爵。
…で、パターソン子爵はどうしてここに？（紳士様の仮名）
すぐ前で会って、おじさまに用があるとのことでしたので。
（パターソン子爵って名前なんだ、なんだか意外）
チラっと紳士様を見るジェニット。
姫様は元気だったかな？とアルフィアス公爵。
はい、最近まで少し元気がなかったのですが、魔法使い様がお戻りになったようで…。
魔法使い？と紳士。
皇室の魔法使いのルーカス様です、しばらく外出していたようなんですが、昨日戻ってこられたんです。
（イゼキエルの代わりに話相手で入った魔法使いの少年か）
思い出すアルフィアス公爵。
ジェニットは来客のため、席をはずします。
ジェニットが退室すると、2人の間に長い沈黙が流れました。
姫が戻ってきたか、これからどうするんだ？と紳士。
とりあえずは、様子を見ますとアルフィアス公爵。
姫がこの邸宅にいる間に手をうつつもりだったんだが…。
今なんと？とアルフィアス公爵。
姫がこの邸宅にいる間にのくだりか？
はい、それではまるでアタナシア姫がアルフィアス邸に居たように聞こえますが…。
そうだが？
えっ？この家に住んでいた？？
アルフィアス公爵は驚きを隠せません。
まさか、知らなかったのか？
君の息子もジェニットも知っているぞ？
何ですと!!
気づかない方がおかしくないか？
言ってくださったら良かったのに…。
もうそれは終わったことだから忘れろ、問題は…。
問題は？
姫が戻ってきてもなお、クロードの興味をジェニットが引くことができるかどうかだ。
そうですね、でも相変わらず宮には呼ばれてますから…。
紳士はルーカスのことを考えていました。
（世界樹の地に行って、もう戻ってきたのか、でもクロードが記憶を取り戻したとは聞かないから、ルーカスでも解決できないということか…それなら…）
「ある日、お姫様になってしまった件について」72話の感想と考察
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久しぶりにアタナシアとクロードのお茶会？が見れて嬉しかったです！
ずっと、苦しそうなクロードが続いていましたからね！
ただ、ルーカスが戻ってきても完璧には治せないみたいで、ちょっと悲しいです。
早く記憶を取り戻して欲しい!!
本当にアタナシアがかわいそうで見ていられません。
それに、紳士様が不穏な動きをしそうで、ハラハラしています。
ただ、アルフィアス公爵が、アタナシア姫が自分の邸宅に住んでいたのを知ったくだりは面白かったです。
ジェニットもイゼキエルも姫様が大好きだからね…（笑）
紳士とルーカスはやっぱり繋がりがあるようで、ルーカスがやっぱり鍵となりそうですよね。
クロードを救って、アタナシアを喜ばせて欲しい！
でも、イゼキエルも本当は捨てがたいのですが…。
アタナシア×イゼキエルもありだと思うんですけど、やっぱりクロードを救うってなると、イゼキエルでは難しいかも。
そして、アタナシアを溺愛するクロードをもう一度みたい！と願わずにはいられません!!
