おすすめの少女漫画!30代からでもハマる名作

大人になってもトキメキを感じたい!30代からでも楽しめるおすすめ少女漫画を独自の世界観で紹介するブログ

「できるメイド様!」6話のネタバレ!マリが楽譜をナイショで仕上げる!?モリナを探すラエルの意図は?

「できるメイド様!」6話のネタバレ

f:id:mana-mana717:20210428194337p:plain

マリが閃いた提案とは…?

お疲れ様でした!と解散するオーケストラの人たち。

掃除は任せてください!と見送るマリ。

まだ帰らずに残っているバーハンはずっと机の上を見ています。

何をあんなに見ているのかしら?

そっと覗くマリ。

あ、「庭園の風景」の楽譜を見てるのね!

マリに気づいたバーハンが、どうかされましたか?と尋ねてきました。

あ、ちょっと聞きたいことがありまして…。

何でしょう?遠慮せず聞いてください。

あの、その…と言いにくそうにモジモジしてしまうマリ。

深い意味はないんですけど…もし、「庭園の風景」が誰かの力を借りて完成できるとしたらどう思いますか?

誰かの力とは?

いえ、例えばの話ですが、天使が降りてきて、曲を完成させたりみたいなことが…。

天使が…です…?とポカンとしているバーハン。

本当に例えばの話なんです!とアワアワするマリ。

アハハハと笑うバーハン。

私がそんなに悩んでいるように見えたんですね?

励ましてくれてありがとうございます。

いや…そういうつもりでは…と困ってしまうマリ。

う〜んと考えながら、もし誰かがこの曲を完成させてくれたら、すごく有難いと思います。

エストロの曲に誰かの手が加えられても平気ですか?

自分のプライドなんかより、この曲が完成したところを聞きたいという気持ちの方が大きいですね。

魂すら差し出してもいいほどですよ。

そうなんですね…。

ところで、どうしてそんなことを聞くんです?とバーハン。

もしかしてマリさんがこの曲を完成させてくれる天使なのかな?

いえいえ、とんでもない!

ハハハハと笑って、また明日もよろしくね!とバーハンさんは帰っていきました。

部屋にひとりになったマリは、何かを決心したように、コクリと頷きます。

バサっとテーブルに紙を置き、ペンを握るマリ。

バーハンさんを助けてあげたい!

誰にもバレないように慎重に要点だけを書いていきます。

バーハンさんなら、これを見て完成させてくれるはず!

なるべく最後はバーハンさんの手で完成させて欲しい!

急いで仕上なくちゃ…!

モリナ王女の行方


皇太子ラエルの部屋。

殿下、今日はちゃんとお眠りになられましたか?

いや、3日ほど徹夜してから寝てみたが、眠れなかったとラエル。

そうですか…では薬の量をもう少し増やしてみましょう。

そうしてくれ。

お力になれず申し訳ございません。

気にするな。

医者が部屋から退室してすぐ、オルン公爵が来たことを伝えられます。

通せ。

ガチャとドアが開くと、殿下ー!全然見つからないんですよ〜とオルン公爵がバタバタと入ってきました。

どうしたんだ?と冷静なラエル。

あの彫刻師ですよ〜!どこにもいないんです!

あの、疑うわけじゃないけど、本当に見たんですよね?

コクリと頷くラエル。

くそ〜!一体どこに消えたんだ⁉︎

キー‼︎とヒステリーみたいになるオルン公爵。

落ち着くんだ、俺はその彫刻師に感謝の意を示したいだけで、罰を与えたいわけではない。

わかってます!私をこんなに困らせた罰と称賛を与えたらいいんですよ!

クローヤン王国のモリナ王女以来ですよ、こんなに手こずるのは‼︎

もう3年になるのか、モリナ王女を探し始めてから…とラエル。

はい、もうここまで見つからなければ死んだんじゃないでしょうか?

それはないだろう、誰も死体を見てはいないからな。

〈モリナ・ド・ブランデン・ラ・クローヤン〉

〈クローヤンの隠された王女〉

〈3年前に14歳のモリナは周りの目を盗んで百姓たちを助けたらしい〉

〈自身のメイドをこっそり貧民の元へ送り、自分の財産を配ったそうだ〉

〈病人のために薬を買ってあげる程度の金額ではあったが、多くの財産を所有していたわけではない王女にとっては簡単な事ではなかったはずだ〉

〈それでも百姓たちは王女に大きな感動と感謝を抱いている〉

〈帝国の支配下になった今と、百姓たちはモリナ王女を求めている〉

でも、生きてたらとっくに見つかっていると思いませんか?とオルン。

もしかしたら、架空の人物なのでは?と思うほどですよ。

〈モリナ王女が王宮にいたのはたったの数年だと聞いている〉

〈宮廷の人々の目を避けて暮らしていたため、彼女の顔を知っている者はほとんどいない〉

〈唯一、残されていた肖像画も、戦争で焼けてしまった〉 

〈短い期間に自分の出来る範囲で百姓たちを助けた王女〉

〈一体、どんな人なのだろう?〉

〈野蛮で性悪なクローヤンの中で、俺が唯一、感銘を受けた人物だ〉

元クローヤンの百姓たちはいまだにモリナ王女を忘れられずにいるとラエル。

だから時間がかかっても必ず見つけるんだ。

コクッと頷くオルン。

分かりました、ところで、モリナ王女が見つかったらどうするおつもりですか?

やはり…殺すのですか?

最悪の場合は殺すしかないかもしれないと答えるラエル。

最悪の場合ってことは、殺さない場合も?

ああ。

百姓たちを完全に服従させるには、殺すのが一番かと思いますが…。

そんなことはわかっている。

だが、百姓たちの心を掴むにはもっといい方法があるんだ。

モリナ王女を俺のものにする。

モリナ王女と結婚すれば、モリナ王女を慕っている百姓たちが自然と殿下に服従するということですね。

ですが…殿下はそれでいいのですか?

なにがだ?

モリナ王女がどんな人間なのか分からないのですよ?

それなのに結婚って…。

何がいいたいんだ?俺はこの帝国を支配する者だぞ。

この国に利益をもたらすのに、俺の感情など一切関係ない。

それでは、もし、モリナ王女が殿下との結婚を拒否したらどうするのですか?

そのときは…殺すしかないだろうな…。

楽しそうに楽譜を仕上げるマリは、そんな話がされていることはもちろん知りませんでした…。

「できるメイド様!」6話の感想と考察

f:id:mana-mana717:20210217220602p:plain

マリちゃんは、もうバーハンさんの楽譜を仕上げると決めていたみたいですね。

一応、他の誰かの手が加わっても完成させたいのかバーハンさんに確認していましたが、例えが天使って可愛い!

バーハンさんも、自分では完成させることが出来ないと諦めているようなので、マリの提案はきっと願ったりなんでしょうね!

でも、まさかそれが現実になるとは思ってないでしょうけど…。

そして、ラエルがモリナ王女を探している理由が、なんともゾクっとしますね…。

嫁を選ぶのに、自分の感情は全く関係ないというラエル。

全ては帝国のためという考えは、偏りすぎてる気もしますが、そういう考えに至るまでにきっと色々あったんでしょうね?

とにかく、モリナ王女はすぐ近くにいるマリちゃんなんですが、すぐにはバレないと思います。

マリちゃんに宿った不思議な力が、きっといい方向に導いてくれると思うのですが…⁉︎