「稲妻とロマンス」5話のネタバレ
二ノ宮さん、もう来るかな？
学校で、二ノ宮さんの登校を待つ菫。
鏡で前髪を整えていると、二ノ宮さんがやってきました。
昨日のことを思い出してニマニマしてしまいます。
おはようございます！と菫。
オハヨウゴサイマスとペコッとお礼する麗央。
（ん？敬語になってる…？）
すると、イヤホンを耳にはめる麗央。
（話しかけるなってこと？昨日のこと、なかったことにされてる⁉︎）
めげないんだから‼︎と麗央を見つめる菫…。
お父さんからパーティの誘い
夜。
結局、今日はまったく麗央と話しが出来なかった菫。
莉緒に話を聞いてほしくて、土曜日に会えないからメールを送ります。
そこへ、父がお願いがあると、やってきました。
ちょっとお願いがあるんだけど！
何？
明日のパーティに一緒に行ってくれないかな？
創立100周年の出版社のパーティに招待されてるんだ。
パーティ？
一緒に行く人が行けなくなったんだよ。
お父さん、売れっ子でもないのに招待されるんだね？
今は違うけど、一応一発屋でドラマ化に映画化もされたんだよ！
そうだったね…。
でも、莉緒を家に呼ぼうと思ってたんだけどな…。
菫、昨日は門限破ったのにお父さん何も言わなかったのにな…と猫の“バター”をよしよし。
それを言われてしまうと、何も言えなくなく菫。
なんて、そんなお願いの仕方は良くなかったねとお父さん。
いいよ、行くよと折れる菫。
まだ莉緒と約束したわけじゃないからというと、喜ぶお父さん。
【バイト中の麗央】
バーの外の階段で電話をしています。
「というわけで、社長の娘さんがお前に会いたがっているんだ」
「顔を出してくれるだろ？」
考え込む麗央。
「用事があるのか？」
いえ、わかりましたと答える麗央。
パーティ会場で出会ったのは…？
パーティ当日。
煌びやかな装飾に沢山の人、豪華な料理。
菫はほえーと口を開けて会場を見回しました。
すごいね！別世界みたい！
知り合い見つけられるかな？とお父さん。
とりあえず、料理は食べ放題だからと立食で口にたくさんほお張ります。
あ、担当さん見つけた！とお父さん。
ちょっと挨拶に行ってくるとテーブルを離れます。
次はケーキを食べようと菫が考えていると、近くのテーブルにいた人たちの話が聞こえてきました。
ねえ、うちの社長と一緒にいるの誰？
あー、たぶんだけど、うちの社屋を担当した建築会社の社長じゃない？
今度始まる改装工事も担当するらしいから仲いいはずだよ。
なるほどね、横にいる背の高い男の人は親族かな？
さあ、孫とかじゃね？
その男性が目に入ると驚く菫。
に、二ノ宮さん…!?
（なんで、どうして？こんなとこに？）
菫はプチパニックです。
（か、かっこいい…じゃなくて、孫って言ってた…？）
麗央と話をしている男性とその娘。
いやー、娘が麗央くんの写真を見てからずっと会いたがっていたんですよ。
や、やめてよパパ！
ハハハハ。
…ありがとうございますと麗央。
ふと視線を感じて横を見ます。
菫が目に入る麗央。
（わっ、こっち見た）
ぱっと顔をそらす菫。
（気のせいかな？こんなに人も多いし、気づくはずないか…）
少し動揺して喉が渇いた菫がお水をもらいに歩き出すと、ぐきっと足をくじいてしまいます。
バランスを崩したその時、後ろから大きな手でガシッと支えられました。
あ…っぶな。
二ノ宮さん!?あ、ありがとうございます！
どうして？ここにいるんでしょうか？と怪しんだ目で聞く麗央。
ス、ストーカーとか思ってます!?誤解です！父が小説家なので、招待されたんです！
そう…すか…。
はい、たまたまです！
うふふと笑う菫。
こんなに人が多いのに見つけてくれて嬉しいです！
麗央の脳内はその可愛さにフリーズ。
じゃ、戻りますとさっと行っていってしまいました。
余計なこと言ったかな…？としょんぼりする菫。
そこへお父さんが戻ってきました。
すみれ～！
あ、おかえり。
すみれ、ごめん！といきなり謝るお父さん。
編集長にも挨拶する流れになっちゃって、1時間くらい待っててくれる？
えー、1時間も？
ごめん！
わかったよ～と口を尖らす菫。
仕方ないから料理食べたらその辺を散策するよ！
変な人には気をつけてね！
はいはーい。
かっこいい菫、再び！
料理も食べて、散歩も終わってしまった菫はすることがなくひとり会場の外のソファに座っています。
することないな～、もっと二ノ宮さんと話したかった～。
捜しちゃう？
すると麗央が歩いているのが目に飛び込んできました。
急いで追いかける菫。
二ノ宮さん！
振り返る麗央。
帰っちゃうんですか？
いや、夜風に当たりに…。
夜風？
ジジイどもに酒をガンガン飲まされたんで、酔いを醒ましにとチッと舌打ちをします。
（二ノ宮さん、お酒弱いんだ…）
そっちは？
あ、えっと、私も外のデッキに行くところでした！
本日二度目の怪しみの目を向ける麗央。
（だって、話したいし…）
あ、さっきちょっと聞こえてしまったのですが、二ノ宮さんてお偉い様のお孫さんだったんですね？
きっと自慢のお孫さんなんですね？
違うと言う麗央。
ただ都合よく利用し合う関係だ。
あまりにも冷たい言い方に、驚く菫。
すると、麗央と呼ぶ男の人が。
捜したぞ、何してるんだ？
クラスメイトに会ったので、話をしているだけです。
クラスメイト？と菫を見る麗央の親族。
ペコっと頭を下げる菫。
ニコっと作り笑顔をつくって菫に笑いかけます。
お話中、失礼。
麗央、社長の娘が待ってるんだ、このあとバーで飲みたいそうだ。
行ったほうがいいんですか？
何を言ってる、強要ではないと笑う親族。
全部、お前次第だよと言って、麗央の肩をぐっと掴みました。
わかりました、行きま…。
すっと2人の間に割って入る菫。
麗央を通せんぼして、親族の男性の方を向きます。
何だね？と驚く男性。
…。
…に、二ノ宮さんは私とクラスの話をする先約があるんです！大事な話なんです。
だから行けません！ごめなさい！と頭を下げます。
男性の返事を待たず、麗央の手を掴んで行きましょう！と言う菫。
歩いて行く麗央となぞの女の子を見て、フッと笑う男性。
クラスメイトか…？
酔っ払った二ノ宮さんがまさかの…？
男性から離れたところまで歩いてきた菫は気まずくなって、掴んでいた麗央の手を離します。
ご、ごめんなさい、でしゃばってしまいました…。
大丈夫だ、行きたくなかったし。
（良かった…）
それよりも…酔いがまわってきた…。
青ざめている麗央。
た、大変!!
慌てて水を持ってくる菫。
外のテラス席に座ります。
（大丈夫なのかな…？）
すっかり酔っ払っている二ノ宮さんをポヤンとしていて可愛いと思ってしまいます。
すると突然、鼻歌を歌いだす麗央。
♪～♪～
（これは…今なら何でも聞けるチャンス…？）
二ノ宮さん、好きな食べ物は？
…すき焼き。
好きな色は？
黒。
血液型は？
O型。
身長と体重は？
185cm、70kg。
（いい感じ）
す、好きなタイプの女性は？
くだらないことを聞くな。
！
ごめんさない…。
菫を囲うように、上から見つめる麗央。
オレはおまえしか見ていない。
それからいきなりスイッチが入ったように、菫の歩く癖や、化粧の具合などを並べる麗央。
極めつけ、菫の顔を両手で挟んで、オレを見るときにいちいち可愛い反応することも知っていると言い放ちました。
ずっと、オレはおまえしか見ていないんだ。
真っ赤になって何も言えない菫。
そこまで言うと、麗央は座ってたベンチにストンと戻って、そのままスヤスヤと眠ってしまいました。
えっ？二ノ宮さん？どゆこと!?
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「稲妻とロマンス」5話の感想と考察
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お父さんに誘われたパーティ会場で、まさか偶然にも二ノ宮さんに会ってしまうとは…！
運命感じちゃいそうですよね？
しかも、ビシッとスーツを着こなす二ノ宮さん、かっこいいですわ！
まさか、社長の孫だったとはびっくりですね！
しかもおじいちゃんにしては若くてダンディーな社長。
イケオジってやつでしょうか？
ただ、麗央いわく、関係性はあまりよくないとのことですが？
ちょっと家庭環境は複雑そうな二ノ宮さん一家。
でも、菫はまったく物怖じしませんね！
やっぱりかっこいいです！
そんな、菫に酔っ払った勢いで、告白？みたいなことを言ってしまった二ノ宮さん！
これ、絶対に覚えてないってやつですよね…？
ますます菫は二ノ宮さんに対して頑張っちゃうのでは？
