「異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない」34話のネタバレ
誤解が解けた後は…。
呪縛から解き放たれたユージンとセレナ。
そんな2人の様子を見て涙する明里。
リカちゃん…本当に良かった…。
（これで戦いは終わったんだ…）
まだ信じられないよ…君がオレを愛してるなんて…とユージン。
私だってあなたに愛されていたなんて思いもしなかったわ！とリカ。
てっきりあなたが愛しているのはリリだと思っていたから。
オレがリリを!?どうしてそんな…？
だって、立ち聞きしたのよ、あなたがリリを娶ればよかったって。
なっ！あれは違うんだ！セレナは本当はナギが好きなんだろうと思って、自虐で言ったんだ。
いっそ、オレがリリを娶ればセレナが喜んだかもしれないと…。
ユージン、私たち、これはらはきちんと言葉で気持ちを伝えあいましょう。
「愛している」と…。
琳音の怒り
セレナ様とユージン様、想いが通じ合って本当に良かった…。
背後から何かピキピキと音が聞えてきます。
…琳音くん？
明里、さっきから感動してるけど、本気で思ってんの？
かなりお怒りの様子です。
オマエ、あの女に前世で殺されたんだぞ!?その上、兄上にも襲われて…！
勘違いで俺の妻を殺して、転生しても危険にさらされて、ハッピーエンドなんておかしいだろ!!
帰るぞ！と明里の手を掴む琳音。
帰り際に、琳音はユージンたちに言いました。
明里が許しても、俺は一生おまえらを許すつもりはない。
琳音たちが出ていった部屋の中。
当たり前よね…とリカ。
私はあの2人に許してもらえないことをしてしまったわ…。
君の罪も愚かさも愛おしいと思うとユージン。
オレたちは罪人だ、一緒に償う道を探していこう…。
これから始まるんだ！
まだ怒っている琳音に話書ける明里。
琳音くん、待って！
クソ…あいつら、勝手にリリを振り回して…。
うしろからぎゅっと琳音を抱きしめる明里。
私のために怒ってくれてありがとう。
自分のために好きな人が怒ってくれるって幸せだね。
でも、本当にあの2人を恨んでいないの…。
今、琳音くんと1分1秒でも笑って生きたい！
誰かを恨んでいる暇なんてないくらい、琳音くんに愛されてすっごく嬉しいから！
琳音の表情が柔らかくなってきました。
…まだ、怒っている？
いや…いい女だなって惚れ直したとこだ。
帰ったら、兄上に触られたところを全部消毒しないとな。
イチャイチャが始まる2人。
明里はなんだか不思議な感じだと琳音に言います。
これで全部終わりなんだよね？もうセレナ様に命を狙われる心配もないし…。
終わりじゃない、これから始まるんだろ？
琳音のその返事に、うん！と笑顔で答える明里。
永い永い夜が明けたようでした…。
マンションの外では、精魂尽きたルキたちが地面に転がっています。
いやー、結界をこじ開けた瞬間、吹っ飛ばされたな…。
私たちじゃなかったらきっと死んでたわ…。
日ごろから鍛えておいてよかったです。
そこへ、明里たちが走ってやってきました。
ルキ！ハクさん！ミチルちゃん!!
リリ！
ナギ様！
喜びで抱き合う明里たち。
これから、やっと始まる…。
「異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない」34話の感想と考察
|
|
セレナとユージンがラブラブな感じで、めでたしめでたしな雰囲気でしたが、やっぱり琳音くんは納得いかないですよね…。
明里はもちろん許してしまうタイプだとは思いましたが、誤解で殺されてしまったのだから、確かにちょっとしっくりこないかもです。
それでも、今生でやっと色々な誤解が解けて、本当に2人の幸せが始まりそうな予感が感じられるラストは胸が熱くなりました。
でも、これで最終回ではないようです。
セレナに命を狙われないとなって、これからどういう展開になっていくのでしょうか？
まだ、琳音くんが子供だから、成長していく段階が描かれるのでしょうか？
池山田剛先生の漫画ってわりと長く描いてくれるので、ちょっと楽しみですよね。
まだまだ可愛い明里と琳音くんが見たいです！
