「仁義なき婿取り」41話(続き)のネタバレ
愛夏羽に出来ることは…。
負傷した蛇嶋組の組員たちの怪我を手当てする愛夏羽。
しかし、あまり受け入れられてはいません。
中には愛夏羽のせいでこうなったと文句を言っている組員もいるくらいでした。
中華飯店での抗争は、月城組の圧倒的な人員の多さで、抵抗するだけで手いっぱいになり、紀羅が捕まって一時中断したことが命拾いになりました。
もう、蛇嶋組は戦えるような状態ではありません。
弱気になってしまいそうな自分に渇をいれる愛夏羽。
そこへ、炎と柚瑠がやってきます。
力になれなくてすまないと謝る炎。
でも愛夏羽は大丈夫だと顔をあげました。
そんなにやわな奴じゃないって知ってるでしょ?
とにかく今は、自分にできることをするしかない!
紀羅から連絡が!?
愛夏羽がめげずに組員の手当てをしていると電話が鳴ります。
月城組からでした。
ビデオ通話にしろと指示があり、テレビに繋げます。
そこに写ったのは、拷問されてボロボロになっている紀羅でした。
持っていた水を思わず落としてしまう愛夏羽。
き、紀羅!!
そこへおじいちゃんが写ります。
死んではない!逆らったから少し傷めつけただけじゃ!
おじいちゃん…。
愛夏羽、もうこれで終わりにしよう…。
確かにのばらはお前の父親の蛇嶋を選んでいたが、使い捨ての殺し屋が次の総帥にふさわしいはずはなかった。
お前の妹の父親の方が総帥にふさわしかったんじゃ。
しかし、お前もわしの可愛い孫には変わりない、戻ってきなさい。
それを聞いた愛夏羽は、それは取り引きかと問いかけました。
そうだと頷くおじいちゃん。
紀羅は愛夏羽の覚悟が知りたいと口を開きます。
おじいちゃんは部下に合図を送ります。
紀羅の目元にアイスピックを突き刺す準備をしました。
これが最後のチャンスだ!と愛夏羽に叫ぶおじいちゃん。
早くしないと、目玉のひとつは潰れるぞ!
愛夏羽の覚悟は…?
沈黙の末、愛夏羽はまっすぐとおじいちゃんに言いました。
イヤよ!
私が従うのは私が選んだ男の言葉だけだから!!
振り絞るように震える手を隠しながら叫んだ愛夏羽。
そうか…とおじいちゃん。
アイスピックが紀羅の目に突き刺されます。
ぐああああ!!と叫び声をあげる紀羅。
蛇嶋組の組員たちは、うそだろ!?と顔面蒼白にになっています。
お前はもう、わしの孫ではない…。
そこで画面は消えました。
愛夏羽の握った手からは、血がポタポタと流れ落ちていました。
紀羅とおじいちゃんの取り引き
柱にくくられた紀羅にお前の勝ちだと告げて、ため息をつくおじいちゃん。
アイスピックは柱に刺さっていて、紀羅の目は無事でした。
【遡ること1時間前】
賭けをするじゃと?
はい、オレと賭けをしてくださいと紀羅。
もしオレが負けたら、愛夏羽さんをお渡しします、うちのシマも資金も組員もオレ自身も好きにしてくれて結構です。
お前が勝ったら?とおじいちゃん。
オレが勝ったら、愛夏羽さんと組員にはこれから先、一切手出しをしないでください。
でも、その代わり…。
まさか、愛夏羽がお前を助けないとはな…。
どうしてわかったんだ?
オレはただ信じただけです、極道の世界でオレと生きる覚悟をしたことを。
だが、お前はそれが自分の覚悟を裏切ることになるんじゃぞ?
もうひとつの約束を忘れておらんのじゃろう?
もちろんですと自由になった体で立ち上がる紀羅。
そこへあっちゃんが登場しました。
約束通り、結婚します。
あっちゃんの手をとる紀羅。
微妙な表情のあっちゃん。
まったく、どういう心境の変化かしら…?
「仁義なき婿取り」41話(続き)の感想と考察
|
うーん、これはなんだか嫌な展開ですね…。
紀羅は何を考えているのでしょう?
本当にあっちゃんと結婚する気なんでしょうか?
あっちゃんは、愛夏羽から何もかも奪ってやると乱心してましたから、願ってもみない状況ってことですよね?
しかも紀羅のことをちょっと好きになってるんじゃないかって思う節もありましたし…。。
これは面白くありません!
愛夏羽と紀羅だからこそって思いますよね?
これも紀羅の作戦のうち?
そんなにあっさり、蛇嶋組を捨てて月城に乗り換えてしまえるでしょうか?
紀羅に何か考えがあってのことだと思いたいですよね…。
でないと、愛夏羽が可哀想すぎます…。
manacomicsmania.hatenadiary.com