「仁義なき婿取り」47話のネタバレ！
ドキドキの一泊二日温泉旅行!?
春休みになり、今日から紀羅と一泊二日の温泉旅行の愛夏羽。
のどかでいいところそうですね、愛夏羽さん。
う、うん。
総帥にこんないい旅館を用意させてしまって、よかったんでしょうか？
え、ああ、大丈夫、ゆっくりしてきなさいって。
あ、あそこに猿がいませんでした!?
えっ？どこ…!?
一泊二日とはいえ、月城組と蛇嶋組の仲直りのための旅行です。
バスからぞろぞろと人が降りてきました。
組長！猿どこです？
猿なんているんスね!!
ざわざわと押し寄せる大人数の組員たち。
（こんな状態で、旅行なんて楽しめるの!?）
おねーちゃん!!とあっちゃんが愛夏羽の腕に絡みついてきました。
早く中はいって、温泉はいろ？
あっちゃん。
おいっ！おまえ！自分の荷物くらい持っていけ!!と大和がバスの方から叫びます。
しーらない！と愛夏羽の腕を引いて、旅館の中に走り出すあっちゃん。
愛夏羽の本音に？
温泉につかって一息つく愛夏羽。
あー、もっとイチャイチャしたいよー。
思わず本音が漏れる愛夏羽。
ん？なんか言った？お姉ちゃん。
あ、いや、なんでもないよ！
慌ててごまかす愛夏羽。
落ち着いてからも、学校に仕事に忙しくて、紀羅と全然イチャイチャできていませんでした。
襲っちゃえば？
何かを察したあっちゃんが、けしかけてきます。
こっちから攻めてやったら？いつもあいつから襲われてるんでしょ？
でも、こっちから攻めるってどうやれば…。
簡単よ！紀羅にやられたことを、そのままやり返せばいいのよ。
普段、攻めてくるやつほど、攻められるとタジタジになっちゃうんだから。
愛夏羽は自分が紀羅を攻めている想像をして、ゴクリと唾を飲みました…。
紀羅の殺気
温泉から出た愛夏羽は、あっちゃんの助言を得て、決心します。
（攻めるのは難しいにしても、ちょっとくらいワガママ言ってもいいよね？）
廊下を歩いていると、部屋から騒がしい音が聞こえてきました。
ガシャーン!!
ゴラー!!
ウラー!!
パリーン!!
そっと襖を開ける愛夏羽。
中では月城組と蛇嶋組の大喧嘩の真っ最中でした。
ちょっ!!何してるの!?
お嬢!!危ないからあっち行っててください！
お酒が入って揉めに揉めています。
オヤジさんを殺したこと、まだ許してないぞ!!
生意気言いやがって!!
愛夏羽は、どうしていいかわからず、立ちすくみます。
（どうしよう!!）
そこへ、愛夏羽の後ろから、紀羅がすっと入ってきました。
あらまー、すごい荒れ方ですね。
紀羅…。
組長！
まー、ちょっと落ち着いて！と組員の肩をポンポンと叩く紀羅。
次の瞬間。
組員を２人、床にねじ伏せます。
ダンッ!!
旅館の人が困ってるのがわからねーのか。
紀羅の殺気に震える組員たち。
一気に場の雰囲気が変わりました。
シュンとなる組員たち。
よし！じゃあ始めましょうか？とにっこり天使スマイルの紀羅。
何を？
ポカンとする組員たち。
月城組と蛇嶋組の２人１組の卓球ダブルス対決が始まりました。
紀羅を攻めたい愛夏羽は？
卓球をしながら、徐々に打ち解ける月城組と蛇嶋組の組員たち。
その様子を紀羅と一緒に見ている愛夏羽。
どんな形であれ、うさが晴れたら案外すんなり打ち解けるものなんですよ。
そんなに単純なの!?
驚く愛夏羽。
自分ではこうはできなかったと素直に紀羅を褒めます。
やるじゃん！とにっこり笑う愛夏羽。
紀羅はそんな愛夏羽に一瞬心奪われますが、ふっと視線をはずします。
じゃあ、オレは今のうちに片付けでもしてきますね。
えっ？
さっさと行ってしまう紀羅。
その様子を見ていたあっちゃんが、早く追いかけて!!とジェスチャーしてきました。
真っ赤になりながらも、紀羅を追いかける愛夏羽。
紀羅！
はい？
（思わず追いかけちゃったけど、どうすれば…）
あ、えっと…。
紀羅に近づく愛夏羽。
そっとほっぺたにキスをしました。
…言い忘れてたんだけど、惚れ直したよ。
えっ？
真っ赤になって見つめあう２人。
そ、それだけ!!
ビューンと言い逃げする愛夏羽。
あ、ちょっ！愛夏羽さん!!
この時の愛夏羽はわかっていませんでした。
この行動が、紀羅の「獣」を起こしてしまったことを…。
「仁義なき婿取り」47話の感想と考察
|
|
今回はちょっと、ボーナスステージみたいな話でしたね。
ほのぼのと楽しく読めました。
紀羅と２人っきりの旅行かと思いきや？とっても大人数に笑ってしまいました。
やっぱり、あっちゃんと大和はいつも文句言いながら一緒にいるので、ここがカップルになるのも早そうです。
ただ、大人数でしかも敵対していた組同士ともなると、揉め事が勃発するのは必須だったのではないでしょうか？
愛夏羽だけだと、やっぱり収めるのは難しいみたいに描いてましたけど、きっと愛夏羽も怒ると恐いので、できたはず。笑
でも、紀羅の行動ですぐに場が収まって、しかも卓球で仲良くさせちゃうって、そりゃ愛夏羽も惚れ直しちゃいますね。
あっちゃんみたいに、あざとく攻めるってことは、愛夏羽にはできそうになかったですが、不器用な攻め方が逆に紀羅の獣に火をつけてしまったのかもしれません。
次回、どうなる!?
