「運命の人に出会う話」2話のネタバレ
優貴の救世主と作戦会議!?
街中のカフェ。
伊織とどんな人がタイプなのか作戦会議する優貴。
で、どういうのがいいの？と伊織。
好みなんて言えそうにないくらい、整った顔の伊織を目の前にして、もじもじしてしまう優貴。
改めて、本田優貴（ほんだゆうき）二十歳の大学生です。
切実に出会いを求めて行った、初クラブで相馬伊織（そうまいおり）という救世主と出会いました。
アイスコーヒーをテーブルに運ぶ店員さんや、お客さんたちはみんな伊織をチラチラ見ています。
この人が、なんと私の出会いのお手伝いをしてくれるということになったわけですが…。
え〜と、わ、私のタイプは…。
優しい人です！
…。
それだけ？
それだけです…。
見た目は？
見た目は…（あなたのような）イケメンなら嬉しいかなぁ…と。
その程度かよ？今日はそっちの提案でここまで来たんだぞ？
優貴が送ったメールの内容
【作戦会議 友達も入れて3人でやりませんか？】
それなら電話でも済む話だよな？俺、忙しいんだけど？とイライラする伊織。
優貴は性格は全然タイプじゃない〜と焦っています。
友達の方はいっぱいタイプあるんですけど、今日バイトで来れなくなったんで、しっかり伝えますから！
それなら…と場所を変えようと言って、席を立つ伊織。
ここ、食べたいものないからとマイペースです。
移動した先は、下町の食堂という雰囲気のお店でした。
出てきた定食を頬張る優貴。
お、おいし〜‼︎
ここの方が落ち着くだろ？と伊織。
確かにさっきのお店のように、伊織をチラチラ見る人は誰もいません。
いいとこですね、よく来てるんですか？と優貴。
たまに、家庭料理が食いたくなったらな。
（作ってくれる人とかいないんだ…？意外）
で、友達のタイプは？
あ、早苗は伊織さんと同じ大学の人と知り合いたいそうです。
※伊織は歯学部
伊織でいーよと言われます。
でも年上ですよね？
今年、23だと言う伊織。
（3つ上…）
じゃあ、『伊織くん』で…。
他に友達の希望は？
あっ！と言って、バッグから1枚のメモ紙を取り出す優貴。
そこには、びっちりと早苗の求めるタイプが書かれていました。
多い！と若干、引いている伊織。
もちろん、可能な範囲で大丈夫です！とフォローします。
詳しく説明しますね！
20分後。
一気に話して一息つく優貴。
そりゃこれだけ理想が高いと出会いないわな…。
まぁ「優しい人」よりかは、ましか…。
もっと何かあるのかと思ったよ、電話であんなに必死だったからさ…。
自分が「運命の人に出会いたい！」と電話で言ったことを思い出して赤面する優貴。
いや…まぁ、あれは、その…。
実は私も理想が高いんです…。
遠慮せず、言えよと伊織。
決心して、話し出す優貴。
中学の時にすごく好きな人が居た優貴。
相手の男の子は、特別目立つわけではないけれど、モテる人でした。
受験と部活を頑張りたいからと、告白は全て断っていて、真面目なところも好きでした。
ある日、手作りのお弁当を渡したことがあって、戻ってきたお弁当箱は空で、飴が一個だけ入ってました。
それから、塾の日だけでもお弁当を作っていいか聞いて、オッケーをもらった優貴。
それから、受験まで週3でお弁当を作り続けた優貴。
それは、優貴にとって楽しい思い出でした。
で、その後どうなったの？と伊織。
それで終わりです～。
…は!?貢がされて終わったってこと!?
いやいや！違います!!
私にとってはいい思い出ですし、何よりも普段そっけない瀬野くんがお弁当を残さず食べてくれるだけで嬉しかったんです！
もう、全てが完璧だったんです！
つまり、そのくらい好きになれる相手がいいということか？
はい!!
それは…友達よりも難しい話かもな…。
合コンで出会ったのは？
後日、開かれた合コンの席。
カンパーイ!!
女子4人、男子は伊織がまだ来ていないので3人の7人でスタートです。
早苗は3人とも当たりだったので、優貴にこっそりお礼を言います。
すると、スマホに伊織から着信。
バイトの残業で、飲み会に行けないという連絡でした。
自分の代わりに後輩をよこしたと言って電話は切れます。
ちょうどそこへ、1人男性が来店しました。
優貴に話かける男性。
もしかして、伊織さんの合コンの？
そうですと答える優貴。
伊織君の後輩の…？
そうそう、夏木ヒロって言います、ヨロシクね！
優貴と同い年のヒロは可愛いワンコ系で、優貴もすぐに打ち解けます。
その後、合コンは盛り上がり、2次会のカラオケへ。
運命の相手が見つかる!?
えっ？優貴ちゃんってS市出身なの？地元、隣じゃん！とヒロ。
そうなの!?高校どこ？と優貴。
じゃあ中学は？と地元ネタで盛り上がる2人。
そこで、偶然、ヒロが塾に通っていたときの仲のいい友人に瀬野くんの名前が出てきます。
瀬野って、瀬野…仁（じん）くん…!?
そうそう！今度、プチ同窓会とかしちゃう!?
（これは…もしかして運命キタ…!?）
伊織のスマホが鳴っています。
出ると、優貴でした。
運命！出会いました!!
…早!!と呆れる伊織。
ことの顛末を端的に説明する優貴。
だから、瀬野くんに会えるかもしれません…。
今度、お礼にバイト先に差し入れしたいと言う優貴。
差し入れはウェルカムな様子なので、家庭料理を作ると宣言します。
カラオケに戻って、ヒロくんに瀬尾くんの話を聞いてみる優貴。
瀬野くんって今、彼女とかはいるのかな…？
今はいないはずだよ。
どうして？気になるの？
いや、昔めちゃくちゃモテてたからと誤魔化します。
そうそう、めっちゃモテてた！と思い出すヒロ。
そこで、むかつくモテエピソードを話しだしました…。
傷ついた優貴に伊織は？
次の日、ヒロはガソリンスタンドのバイトが伊織と一緒です。
バイト中に、昨日は楽しかったと、ご機嫌のヒロ。
優貴ちゃん、めちゃ可愛くて気に入ったと話します。
じゃあ弁当の件は聞いたんだな？と伊織。
弁当？もしかして瀬尾の話？とヒロ。
聞いたんだな？と言われ、それは俺が優貴ちゃんに教えた話でしょ？と伊織と話がかみ合いません。
何のことだ？
瀬野がひどいって話でしょ？
瀬野って奴が、塾に女子からもらった弁当持ってきてたんですけど、気持ち悪いからって毎回俺らに食わすんですよ。
自分は一口も食わずに。
お前…それを優貴に話したのか？
え…？話しましたけど…。
バイト終わりに、優貴を待つ伊織。
ヒロはその話をした時に優貴ちゃんはひどい話だねと言って、笑って聞いてたと言っていました。
待ち合わせ場所に来た優貴が持ってきたのは、手作りの家庭料理ではなくて、買ってきたシュークリームでした。
手料理はやっぱり気持ち悪いでしょ？という優貴を家に招く伊織。
なぜか一緒に家庭料理を作る流れになります。
肉じゃがと味噌汁を食べると、美味しくてホッとしてなぜか涙が出てくる優貴。
お前は何にも悪くないからと優しく肩に手を置く伊織。
瀬野みたいなやつもいるってだけで、お前のことをちゃんと見てくれるやつもいるからと、慰めてくれました。
（全部知ってて、ここに呼んでくれたんだな…）
片づけをしながら、また今度、何か作ってもいいかと聞く優貴。
また作ってもらえるんだ！と嬉しそうに笑う伊織にドキッとしてしまいます。
食後に食べたシュークリームは幸せな味がしました…。
瀬野が電話でヒロと話をしています。
で、いつにするんだ？そのプチ同窓会…。
「運命の人に出会う話」2話の感想と考察
優貴のタイプがざっくりしてて、共感した人が多いのではないでしょうか？
もちろん、イケメンがいいって言いたいけれど、それだと中身は？ってことになるし、優しくないよりは優しい方がいいですしね。
で、よくよく話を掘りさげると、中学の時の初恋の相手を超えるような出会いが欲しいと判明。
これは伊織くん、手を焼くのでは…？
でもセッティングされた合コンに、早苗ちゃんは満足な様子で良かったです。
ただ、優貴ちゃんは伊織くんに来て欲しかったんじゃないのかな？
代わりに来た後輩は、少しお調子者的な、可愛いワンコ系でしたね。
あなしん先生の漫画って、色んなタイプのイケメン男子が出てくるので本当に読んでいて楽しいです。
その後輩のヒロ君が、実は優貴の初恋の瀬野君と知り合いだったとは…？
これは話が動きそうな予感…？と思いきや、瀬野君のひどい対応が浮き彫りになってしまい、優貴ちゃん、時を過ぎて傷つけられるというオチに…。
気持ち悪いと思ってたのなら、その後もずっとお弁当を受けとらないで欲しいですよね？
週３でお弁当作るって、まあまあの労力かかってますよ！
そんな風に女の子を傷つけるなんて、最初から優貴ちゃんには相応しくない人だったと割り切りましょう!!
それに、伊織くんがめっちゃ心配してくれて、それはそれで話の展開としてはいい感じです。
ただ、最後に瀬野くんがプチ同窓会に積極的な様子が気になりますが…!?
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