「運命の人に出会う話」3話のネタバレ
ヒロに誘われたカフェで…?
伊織にまた家庭料理を作る約束をした優貴。
自宅のベッド上で何を作ろうかスマホでレシピを検索しています。
何が好きなのか聞いとけば良かった〜。
聞いてみちゃう?彼女とかいるのかな?
もっと伊織くんのこと、知りたいな。
よし!聞いてみよう!
スマホで伊織にメッセージを送ろうとした瞬間、ヒロからメールが届きました。
〈明日、空いてる?良かったらお茶しない?〉
次の日。
ヒロとカフェテラスでお茶する優貴。
伊織さん、彼女いると思うよ?とヒロ。
えっ!?
そりゃいるでしょー!伊織さんだもん、もしいないとしても、それっぽい子はいるんじゃないの?
それっぽいって…?
だいぶ前だけど、彼女いるか聞いたらさ、いないって言ったんだけど、その次の日にめっちゃ可愛い子と歩いてるの見ちゃったんだよね。
そ、そうだよね~と優貴。
(ちょっと期待しちゃって、私ったら…)
えっ!もしかして好きになりかけてた…?とヒロ。
いや…ぜんぜん…。
まあ、わかるよ!伊織さんかっこいいし、将来も有望だし、いいマンション住んでるしと語りだします。
でも家賃も生活費も全部、自分で稼いでるっぽいしさ、すごいよと感心しています。
へえー。
(だからバイトかけもちしてるんだ…。)
(そんな人がもてないわけないよね…。)
家に呼んでくれたり、優しくしてくれたりして、勘違いするところだったと思う優貴。
(深入りする前でよかった、もうお礼も料理もどうでもいいかも…)
なんか、今日は美味しいもの食べてパーッとしたい気分…と優貴。
お!いいね!飲みに行こうよ!
でも、私、お酒弱いんだよね…笑
そこへ、店員さんが頼んでいないスイーツをテーブルに運んできました。
はい、これ、サービスです。
おお!まじ?ありがとう!とヒロ。
ん?知り合い?と戸惑う優貴。
友達が来てるって言ったら、もってっけて店長が…。
その顔を見て、優貴はあれ?っと思います。
本田、久しぶりだね。
せ、瀬野くん!?
まさかの瀬野くんとの再会
驚く優貴に構わず、もう終わるから着替えてくると言う瀬野。
わかったとヒロ。
戻っていく瀬野くんを見て、な、なんで…?と優貴。
ビックリした?驚かそうと思って…と満足気なヒロ。
言ってたじゃん、プチ同窓会しようって。
なんか、瀬野がさ、早くしようってうるさくってさー。
で、でも瀬野くんって、昔、女の子に「ひどいこと」した瀬野くんだよね?
そうそう、女の子の好意を「気持ち悪い」って言うやつ。
(それ、言われたの私なんだけど…)
じゃあ、夏木くんは知らないってこと…?
トイレで伊織に電話をする優貴。
瀬野くんとの出来事を夏木くんに話したかどうか聞くためです。
ヒロにはそこまで詳しく話してないと伊織。
そうなんだ~、てっきり夏木くんも知ってるものだと思ってた~。
全部話した方が良かったか?
いや、早く忘れたいし!と否定する優貴。
何、まだなんかあいつ、瀬野こと言ってきたの?と伊織。
いえ、言ってきたんじゃなくて、夏木くんが悪いわけではないんですけど、いるんです…。
いるって?なにが?
いや、何でもないです!バイト中に失礼しました!では!
(なんか理由つけて帰ろう!)
切れた電話を見つめる伊織。
意味わからないやつだな…。
テーブルに戻る優貴。
急用ができたことにして帰るつもりでしたが、席にはヒロの姿はなく、代わりに瀬野くんが座っていました。
あれ…?
あ、あの…夏木くんは?
なんか、急用できたから、ちょっと抜けるってと瀬野。
えっ!?
用事終わったら後で合流するみたいだから、と席を立ちます。
混んできたから、出よっか?と手を引かれる優貴。
え?この人、本当に瀬野くん…?
優貴の方を振り返って、少しはにかんだように笑う瀬野。
あ…瀬野くんだ、あの頃大好きだった、少し大人になった瀬野くん。
(いやいやいや、そうじゃなくて‼︎)
瀬野くんに掴まれている手を振り払う優貴。
瀬野くんさ、本当に私のこと覚えてるの⁉︎
…?覚えてるよ、本田だろ?本田優貴ちゃん。
わざわざお弁当を作ってくれてた…。
そうだよ!でもそのお弁当、食べてなかったんでしょう?
「気持ち悪い」って夏木くんたちに食べさせてたって…。
(私の最悪な初恋の思い出…)
ん?何それ?と瀬野。
そんなこと、ヒロが言ってたの?
うん…。
じゃあ、それ、ヒロの思い違いだと思うよ?
えっ?
だって俺、お弁当嬉しくて…引かれるかもしんないけど、食べるのもったいなくて、毎回写真撮ったりしてたから…。
う、嘘だよね…?
キモいと思うかもしれないけど、今も写真残してあるよとスマホを探す瀬野。
(な、何言ってるの?この人?)
あの頃、ちゃんとお礼とか出来なかったからさ、今日はそのことを謝りたかったんだ…。
ほら、と瀬野が見せてくれたスマホの画面に、優貴が初めて瀬野に作ったお弁当の写真がありました。
ほんとなんだ…。
1番下手くそなやつ…と優貴。
それでも嬉しかったからとキラキラの笑顔で笑う瀬野…。
伊織が心配して合流!?
バイトにあくびをしながら現れたヒロ。
あれ?来るの早くない?と伊織。
ちょっとヒマになったっていうかー、優貴ちゃん横取りされてーとヒロ。
横取り…?と話が見えない伊織。
聞いてくださいよー!とさっきあったことを話すヒロ。
プチ同窓会のはずが、なんなら瀬野に優貴との仲を協力してもらおうと思っていたのに、席を少し立った隙に2人ともいなくなっていたと話します。
そのタイミングで、瀬野から今日は2人にして欲しいってメール来てて…。
で、2人にしたのか?と伊織。
毎日ランチ奢るって言うくらいだから、今日くらいは言うこと聞いてやろうかと…。
バイト終わりに優貴に電話する伊織。
(ヒロにも詳しく話しておくべきだったかな…。)
コールはしますが、なかなか出ません。
メールも既読になってないし…と少し心配になっている伊織。
ガチャ。
もしもーし!
優貴?
はい?どうしました?
…いや、大丈夫なのか?
ん?何かありました?大丈夫ですよ?
そっか、ならいいわと拍子抜けの伊織。
あ、待って待って!今、瀬野くんといるんですよー!と優貴。
だから、電話したんだよ…、弁当の件は大丈夫なわけ?
いや、それが、なんか勘違いだったみたいで…良かったら伊織くんも今から来ませんか?
は?
今、瀬野くんの知り合いの人のバーに来てて、すごいいい雰囲気のお店なんですよ‼︎
…もしかして、お前、酔ってる?
あはは!ちょっとだけー!
ちゃんと帰れそうなのか?
大丈夫です!
お店の場所言ってみろ。
北区の「カルテット」っていうバーです!
わかった、じゃあ俺も帰るから、お前も帰り気をつけろよ。
はーい!と元気に電話は切れました。
念のためお店をスマホで検索する伊織。
出てきた情報は、西区にあるラブホテルなどが近くにあるバーでした。
心配になって、結局バーに向かうことにした伊織。
店に着くと、ちょうどトイレから出てきた優貴が伊織くんだ!と喜んでいます。
バーカウンターに座る瀬野くんを伊織に紹介しました。
お互いに会釈し合います。
3人で飲み直しますが、お酒の弱い優貴は寝てしまいます。
呆れる伊織。
こいつ送っていくわと席を立ちます。
もう帰るんですか?手伝いますと瀬野。
いや、タクシー拾うから大丈夫だと伊織。
俺、もしかして警戒されてます?
別に俺も最近知り合ったばかりだから、そこまで深い仲じゃない。
でも誠実に、もしも傷つけるようなことをしたら、黙ってはいないと伊織。
それを聞いて、不機嫌になる瀬野。
伊織にトキメク…?
優貴の酔いを覚ましてからタクシーに乗せるため、ベンチで少し休むことに。
お水を飲んで、伊織に謝る優貴。
酔って呼び出した挙句に送らせるなんて…本当にすみません…。
別にたいしたことじゃないから、大丈夫だ。
瀬野くんにもあとで謝らないと…と優貴。
じゃあもう瀬野のことは大丈夫なんだな?
瀬野くん、あの頃のことを詳しく話してくれて、お弁当のことは本当に勘違いだったんだなって…。
大人っぽくなった瀬野くんに会えて、今日は良かったなって思えました!
て、あんなに大泣きしておいてって話ですけど…と気まずい優貴。
いや、お前がそう思って前向きになれたなら良かったよと伊織。
伊織の優しさに触れ、やっぱりちゃんとお礼はしようと思い直す優貴。
あの、好きなもの何ですか?どうしてもお返ししたいので…。
そんな気を使わなくていいって。
いえ、彼女とかいるなら迷惑にならないようにバイト先に持っていきますから!
彼女が居たらお前を家にあげるわけないだろ!と伊織。
それに、誰にでも優しくするのもめんどくさいから、関わったやつだけだからと優貴には幸せになって欲しいと思ってることを伝えます。
見つけたいんだろ?「運命の人」
(まさか、ここまで真剣に私のことを考えてくれてるなんて…)
タクシーの中、伊織に見惚れる優貴。
何見てんだよ?
や、夜景を見てたんです‼︎
初恋以来、男の人に見惚れたのはこれが初めてでした…。
「運命の人に出会う話」3話の感想と考察
優貴ちゃん!モテモテじゃないですか‼︎
羨ましい!笑
ヒロくんにデートに誘われて、そこに初恋の瀬野君登場で、ヒロくん、出し抜かれるという構図。
最高ですね!瀬野くんが最低なやつなのか、そうじゃないのかはまだわかりませんが、なぜか優貴に興味を持っているっていうのは確かなようです。
伊織くんも、しっかり優貴ちゃんのことを気にしてあげていて、いやー本当に羨ましい!笑
優貴ちゃん的には、昔の初恋の相手と、誤解が溶けてこれからって雰囲気ですが、伊織君のことも気になってるって状態ですよね?
ここから、気持ちがどんな風に動いていって、瀬野くんと伊織くんが優貴とどんな感じて関わっていくのかが、もうめちゃくちゃ気になりますよね?
続きは12月号に掲載の予定みたいなので、少しだけ期間が空いてしまいます!
楽しみに待ちたいと思います!