「運命の人に出会う話」5話のネタバレ
瀬野くんからの告白に優貴は?
瀬野くんに告白されたことを、大学で早苗に報告する優貴。
早苗はそのキュンな展開にテンションMAXです。
初恋が成就して良かったね~と勝手に話をすすめる早苗。
えっ、まだ付き合ってないよ?と優貴。
は?
実は瀬野くんにすぐに返事をできなかったのです。
瀬野くんも、イキナリだったから返事はすぐじゃなくていいと言ってくれて今に至ります。
優貴は驚きすぎたせいなのか、瀬野くんに何も言うことができずにいました。
告白された日の夜、瀬野くんからメールが届きます。
〈勢いで言ってしまったけど、本気だから〉
〈今度会ったときに、返事きかせて〉
その、メールを電車の中で見返す優貴。
ちゃんと考えなきゃ…。
(でも、何を考えることがあるの?あんなに好きだった瀬野くんと実はずっと両思いだったのに…)
伊織のいる歯医者で
優貴は「タハラデンタルクリニック」に向かっていました。
中に入ると、伊織が白衣で立っています。
お、来たか!
(は、白衣ズルイ!!)
思わず伊織にドキッとしてしまう優貴。
先日言われた歯の治療に訪れたのでした。
中に通される優貴。
てっきり伊織が治療してくれると思っていた優貴ですが、伊織は免許がないのでアシストだけとのこと。
えっ!話が違う!!と不安になる優貴。
治療する椅子に座ると、伊織は院長に呼ばれて言ってしまいます。
(こ、心細!!これじゃ、近所の歯医者とかわんないじゃん!!)
やってきて先生は優しそうな美人な女の先生でした。
(優しそうな先生で良かった!!)
こんにちはと挨拶します。
相馬くんの紹介できたんですよね?
はい。
で、どういったご関係?
…え?伊織くんとは、知り合い?というか…友達?です。
はあ~と大きくため息をつく先生。
じゃあ、いつものやつね、ほんと相馬くんは罪な子!
??
意味がわからない優貴。
あなたみたいな相馬くん目当ての女の子がしょっちゅうくるのよと説明する先生。
彼は口説くのが上手いのよね、何人も泣かされてかわいそうなのよ。
(い、伊織くんが…?)
どうにも信じられない優貴。
悪いことは言わないから、彼のことは諦めて他の歯医者に行った方がいいと思うわ。
…え?
じゃあ、今日だけはできる処置をしておきますからね。
ニッコリ笑って治療を始める先生。
その治療は思った以上に痛くて、心の中で叫んだ優貴でした。
次回の予約を受け付けで聞く優貴。
すっかり落ち込んでいます。
クリニックを出る優貴を見ながら受付の女性たちがヒソヒソ。
やっぱり泣かされたみたいですね、村井先生に。
うん、村井先生が相馬くん狙いだからね…。
まるで、相馬くんが女の子を呼んでるみたいに言って、けん制してたわ。
コワ~!!
伊織とはこれで終わり?
優貴は、やっぱり次にあの歯医者に行くのはやめようと思いながら帰っています。
(なんか、わざと乱暴にされた気がするんだけど、気のせいかな…)
優貴!
呼ばれて振り返ると伊織が追いかけていました。
痛み止め出し忘れたって、受付が!
あ、ありがとうございます。
どうだった治療?あの先生、子供の治療も上手いから痛くなかっただろ?
えっ…?
(じゃあ、やっぱり私がおおげさすぎたってこと?)
どうにも腑に落ちない優貴。
それと、これこないだの容器。
煮込みハンバーグを入れていた容器を渡されます。
あ、そのうち取りに行くつもりだったんですけど。
いや、もう家には呼ばない方がいいと思って。
え?
ヒロから聞いたよ、うまくいきそうなんだろ?瀬野と。
あ、ああ、はい。
(そっか、もし瀬野くんと付き合ったらそうなるよね…)
(ちょっと寂しいけど、ちょうど良かったんだ。)
あの、次の歯医者は近所のとこに行ってみよう思います。
もう大丈夫なんで!
…そっか。
いろいろありがとうございました。
立ち去る優貴。
その後ろ姿を見ながらも、伊織クリニックに戻りかけて、もう一度、優貴のほうを振り返りました。
次の瞬間。
優貴の手を引いて、自分のほうに抱き寄せる伊織。
優貴は伊織の腕の中にすっぽりとはまりました。
そしてクラクションを鳴らしながらすごいスピードで2人の前を走り抜けていく車。
あっぶねー!
す、すみません!!
おまえ、ちゃんと前見ろよ!!
ご、ごめんなさい!!
帰り、気をつけろよ!!
は、はい!!
(一瞬、引き留められたのかと思った…。)
優貴の決断
家に戻った優貴は、中学校の卒業アルバムを見返していました。
そこに写る、中学時代の瀬野くん。
このころから両思いだったんだ…。
最後だけ飴の紙に手紙を書いたと言っていたのを思い出して、瓶の中から探し出す優貴。
「放課後、中庭で待ってます」
(あの頃、この手紙を私が見ることができていたら…)
優貴は決断します。
次の日、瀬野くんのバイト先に向かう優貴。
ごめん、遅くなって!
ううん、急に来たの私だから、バイトお疲れ様。
どうする?とりあえずどっか行こうか。
あ、あのね、瀬野くん、ごめんなさい!
頭を下げる優貴。
私、瀬野くんと付き合えません…他に好きな人がいるんです…。
優貴は、どんなに頑張っても、中学校の時のような感情を瀬野くんに持つことができなかったのです。
…もう、5年も前だしな、大丈夫、すぐに返事もらえない時点で、そんな気はしてたから。
優しい顔で笑う瀬野。
優貴は自分でもバカな決断をしてると思っていました。
でも、伊織に引き留められたと思って期待して、違ったことにショックだったこと、瀬野くんのことを「おめでとう」って言われて息がつまりそうだったこと。
その気持ちを見逃すことはできませんでした。
後日、改めて「タハラデンタルクリニック」を訪れる優貴。
村井先生はまたきたことに不服そうです。
あら、また来てくれたんですね~と笑う村井先生。
あの、言い忘れたことがあって…と優貴。
ん?
私は伊織くんに口説かれてませんし、というか、伊織くんはそんな人ではないのを訂正しておきたくて…。
そのためだけにわざわざ…?
いえ!これからもちゃんと通います!
ハ…とため息をつく村井先生。
(痛くても、ちょっとでも伊織くんに会えるならいいや)
僕につかせてもらえません?
えっ?
伊織が中に入ってきて、優貴に手をギュッと握りました。
大事な友人なので。
いつもどおり、優しく治療してやってくださいと村井先生に頭を下げる伊織。
そこまでされると、村井先生もお願いされるしかありませんでした。
嬉しくて涙が出てします優貴。
おまえ、子供か。
優しく笑う伊織。
優貴はこの恋が運命かどうかわからないけれど、自分の胸の高鳴りにかけてみたいと思いました。
「運命の人に出会う話」5話の感想と感想
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久々の再開ですね!
待ってました~!!
瀬野くんの告白で前回は終わっていたので、どうなるのか気になって仕方がなかったです。
でも、すぐに瀬野くんと付き合うっていう展開にはならないと思っていたので、案の定って感じでした。
優貴は今回で伊織のことが好きだって確信が持てたわけですが、伊織はどうなんでしょうね?
まだまだ伊織くんは謎に包まれていて、本心が見えません!
あの、痛み止めを持って優貴を追いかけてきたとき、別れ際に振り返った伊織。
たまたま車が暴走してきただけで、本当は別の理由で振り返ったんじゃないかな?なんて思わせるカットでしたよね?
本当に、優貴を引き留めようとしたんじゃないかと…。
まあ、それも伊織くんが自覚ありなのか、なしなのかはわからないところではありますが…。
そして、振られてしまった瀬野くんですが、これで登場は終わりなんでしょうか?
うーん、あっさりしてるような…それともまだ頑張ってくれるのでしょうか?
それとも、また違う男性が登場とかしちゃいますか?
まだまだ楽しみですね♪
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