「うるわしの宵の月」12話のネタバレ
琥珀と夏祭りに約束
夏祭りに一緒に行こうと誘われた宵。
はい…と返事をすると、琥珀は少年のようにくしゃっと笑いました。
じゃあさ、あれ着てきて欲しいな?
は?
浴衣!
いやです。
え~見たいよ、オレ。
もってないですから。
じゃあ買おう!
ちょっ!
慌てる宵を横目に、何色がいいかな~とブツブツ言っています。
本当にいらないですから!
なんてね?とにっこり笑います。
宵ちゃんなら制服でもバイトの服でも何でも歓迎ですよ。
顔が赤くなる宵。
…女たらし。
え?悪口言った?気のせいかな?
そのまま手をつないで歩く2人。
宵は、夏祭りに何を着ていこうか悩んでしまいました。
余裕な琥珀
学校で、今年の夏祭りは市村先輩と行くことになったとのばらと寿に報告します。
いいね、いいね~!!
お試し期間もそろそろ終わりだもんね?
どっちにするのか答えださないとだね?
…。
(そうなんだよね…)
微妙な顔の宵。
一方、琥珀も仙太郎たちと夏祭りの話をしていました。
今年はどうする?
3組の女子が一緒に行こうって言ってて。
行く!と仙太郎。
あ、ボクは宵ちゃんと行くのでいちぬけで。
手をあげる琥珀。
まじ!?
そんなこと初めてじゃない!?
いつ決まったの?
きのう。
く~!!呪われてしまえ!!
あ、でもさ、そろそろお試し期間終わり?
返事は聞いてないの?
まあ、そこは焦らずともね!と不敵な笑いを発する琥珀。
そんなこと言ってて大丈夫なの?と仙太郎。
最近、王子、なんか可愛くなったし、うかうかしてたら他の男にとられたりして?
にやっと笑います。
それに、どっちかが別の相手を好きになったら、即、契約解除なんでしょ?
のんびりしてるとやばいんじゃないの~?
その後、仙太郎は琥珀にプロレス技をかけられました…。
大路くんが宵に?
バイト中の宵と大路くん。
宵のお父さんが買出しに行くと言うので、2人で賄いを食べることに。
カレーを食べて、ウマッ!とうなる大路くん。
やっぱりここのカレーは何度食べてもおいしいです。
父に言ったら絶対喜びますよと宵。
実は、ここのバイトを受けたのが半分賄い目的だったんですよと大路。
大路は、宵が飲んでいる飲み物を見て、あれ?それって?と尋ねます。
ああ、これ?ラッシーです。
ラッシー…?甘そうですね?
他愛もない話をする2人。
唐突に、男の人は浴衣は好きなのかと質問する宵。
えっ?
慌てて、友達がという話にして、自分と琥珀の会話の内容を話します。
似合う似合わないとか関係なく、自分のためにわざわざ着てくれたことが普通に嬉しいと思いますよ?と大路。
男って単純なんで。
(そうなんだ…)
ありがとうございますと俯いて赤くなる宵。
その表情を見て、ちょっとそわそわする大路。
あの、夏祭り、宵さんは誰かと行く予定ありますか…?
えっ?
大路を見る宵。
少し赤くなった大路がまっすぐに宵を見つめていました。
突然の訪問客
ただいま~!!
2人の間の空気を壊すように、父が元気よく帰ってきます。
おっ、おかえりなさい!!
なぜか真っ赤になった大路が勢いよく立ち上がり、父に返しました。
宵はあんなに近い距離で大路くんと目が合ったことで心臓がバクバクしていました。
あ、そうだ!と父。
ちょっとその辺でお客さん拾ってきたんだよ!
えっ?
じゃ~ん!!
市村くん達だよ~!!
父の後ろから現れたのは、琥珀たちでした。
!!
驚いて、今度は宵が席を立ち上がります。
なんで!?
いや、オレは怒られるからって反対したんだけどさ、仙太郎がどうしてもカレ食いたいっていうからさ~。
言い訳している琥珀の目に、大路の存在がうつりました。
ん?んん…??
こんな男前なやつ居たっけ?
ちょっと!うちのバイトにちょっかいかけないでください!!
大路をつれて店の奥に入っていく宵。
2人の後ろ姿を見ている琥珀たち。
ふ~ん、新しいバイトね?
ポンと仙太郎たちが琥珀の肩を叩きました。
なんだよ?
残念だったな、イチ。
はかない恋だったな…。
はあ??
琥珀の嫉妬
席でカレーを注文する琥珀たち。
注文を聞いて、カウンター内で作業する宵。
そこへ、大路が何かに気がつきます。
あれ?宵さん、耳に何かついてますよ?
どのへんですか?
もう少し左です。
あ、もう少し下のほうで…。
大路が宵の耳に触ります。
ここです。
すいませんと謝る宵。
琥珀は仙太郎たちと話ながらも、その光景が目の端から入ってきていました。
これ、何だろう?
ヨーグルト…?
あ、ラッシー!
2人同時に発しました。
恥ずかしい…と俯く宵。
その時、がたんと琥珀が水を零しました。
あ、すいません、手が当たました…。
父が宵にダスターを頼みます。
大丈夫ですか?と琥珀の足元に行く宵。
琥珀もしゃがみます。
わざとだから大丈夫。
えっ?
ダスターで拭いている宵の手の上に、自分の手を重ねる琥珀。
せつない顔で宵を見ます。
赤くなり立ち上がる宵。
先輩、ちょっといいですか。
☆
お店の外に出る宵と琥珀。
さっきから何なんですか?迷惑行為で出禁にしますよ!?
ドウモスイマセンデシタ。
ふざけないでください、もう。
あの、新しいバイトの子かっこいいね?
は?
なんなんですか急に。
いや、さっきお店入るときに仲良さそうに話してたから、何の話してたのかなって?
…それは。
(まさか、浴衣の話をしてたとは言えない…)
先輩には、関係ない話です。
あ、っそ…。
なんか、今日、先輩変じゃないですか?なんからしくないっていうか…。
(最初の頃の何を考えているのかわからない頃に戻ったみたいな…)
…べつに、妬いてるだけだから。
え?
ポスッと宵の頭を触って、先に中入るわと行ってしまう琥珀。
あ、イチ戻ってきた!
カレーの追加注文しよと…。
あれ?どこ行く?
ちょっとトイレ。
スタスタとトイレに向かう琥珀。
思いっきり洗面台の水を流しながら「むかつく」と呟きました。
その時宵は、先輩の「妬いてる」という言葉に驚きを隠せずにいました。
ズルズルとその場にへたり込む宵。
その顔を首まで真っ赤になっていました…。
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「うるわしの宵の月」12話の感想と考察
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夏祭りの約束をする2人。
なんか、初々しいですよね?
チャラチャラしてる琥珀が、宵の前だと少年のようになってしまうのが不思議です。
宵ちゃんも、浴衣を着て欲しいと言われて、まんざらでもない様子。
でも、その相談を大路くんにしちゃうっていう、典型的なフラグ立ちましたよね?
恋してる宵ちゃんを見て、きっと大路くんも心奪われちゃった感じですよね?
普段、男の子っぽいからこそ、ああいう乙女な一面ってギャップがあっていいんでしょうね。
宵ちゃん、男を惑わす~!!笑
でも、なんかいつも余裕ぶってる琥珀が、2人のちょっとした雰囲気に心乱されてましたよ?
あれは執着?それとも純粋な嫉妬?
独占欲ともいうのかも?
純粋に宵ちゃんを好きだって気持ちだったらいいんですけどね?
琥珀さんとこは、家庭環境複雑そうだから、それが宵ちゃんに対してどう絡んでいくのか見守るしかないですね。
大路くんと結ばれる展開もきっとあると思うので、2人の動向から目が離せません!
だって、「ひるなかの流星」の展開がまさにって感じでしたよね?
そっちと結ばれるんだ!?的な。
終わりまで、気を抜けません!!
次号から2号分お休みみたいなので、また続きが出たらネタバレしたいと思います!