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森下suu先生の代表作のひとつ、「ショートケーキケーキ」。別冊マーガレットで連載され、全12巻で完結したこの作品、読んだことありますか?
「日々蝶々」のほんわかとした世界観とは一味違う、寮生活を舞台にした青春群像劇。千秋VS理久の三角関係に始まり、家族の秘密や切ない過去が絡み合うストーリーは、思った以上に泣けると評判の作品です。
この記事では、登場人物の紹介・あらすじ・読んだ感想をまとめます。未読の方にも伝わるよう書いたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「ショートケーキケーキ」の基本情報
- 作者:森下suu
- 掲載:別冊マーガレット(集英社)
- 巻数:全12巻(完結)
- ジャンル:青春・恋愛・学園
「ショートケーキケーキ」の登場人物
芹沢 天(せりざわ てん)
本作のヒロイン。高校1年生になったばかりで、片道2時間かけて通学していたが、あげはに誘われて入寮する。テンションが常に一定で、天真爛漫な美少女。まだ本気の恋を知らない。
あげは
天の小学校からの親友。素朴で可愛らしいキャラクターで、天に入寮を勧めた張本人。
笠寺 千秋(かさでら ちあき)
天と同じ高校に通う、本が大好きなイケメン。天が入寮を決めるきっかけとなる言葉を送った人物。兄に溺愛されているのを嫌がっている。
水原 理久(みずはら りく)
商業高校1年生。八方美人で本心が見えないタイプだが、密かに天に想いを寄せている。千秋と対照的な存在として描かれ、この二人の三角関係が物語の核心になる。
山口 有人(やまぐち ゆうと)
寮に住む天より1年先輩。あげはの家庭教師をしている。
大野 葵(おおの あおい)
寮の住人。商業高校2年生で、クールだけど優しい性格。
星野 蘭(ほしの らん)
学生寮の管理人。見た目はちょっとヤンチャだが、面倒見がいい。
水原 鈴(みずはら れい)
理久の兄で、坂の上のお屋敷に住んでいる。理久とは訳ありで仲違いしており、天のことを嫌っている。会うたびに暴言を吐くが、その背景には深い事情がある。
「ショートケーキケーキ」のあらすじ
高校1年生の天は、片道2時間のバス通学をしていた。親友のあげはや新しい友人ができても、バスの時間があるために放課後を一緒に楽しめない毎日。
ある日、あげはの住む寮にこっそり泊まりに行った天は、忍び込んでいるところを千秋に見つかってしまう。千秋はそっとかくまってくれ、ある本の名言を天に伝えた。その言葉が天の心を動かし、入寮を決意する。
新しい環境で出会う人々、生まれる感情、絡み合う秘密——天真爛漫な天の青春が、甘く、切なく、ときに涙とともに動き始める。
「ショートケーキケーキ」を読んだ感想
森下suu先生の漫画は毎回独特の世界観があって好きなのですが、「ショートケーキケーキ」は前作「日々蝶々」とは全然違う雰囲気で最初は少し戸惑いました。
最初から登場人物が多く、どこがどうなるのか先が読めない展開。でも読み進めるうち、千秋VS理久の三角関係の面白さにどんどん引き込まれていきます。
ほんわかと進んでいるのかと思いきや、いきなりズドーンと落とされたり、キュイーンと上がったり——感情の振れ幅が大きいのが森下先生の真骨頂だなと改めて感じました。
読み終わって思ったのは、理久と鈴の兄弟の物語が実はこの作品の主軸のひとつだったのかな、ということ。タイトルは「ショートケーキケーキ」なのに、予想以上に泣けるシーンが多くて驚きました。
天ちゃんのクールなキャラクターも新鮮でしたし、千秋の番外編的なストーリーも素敵でした。完結済みなので一気読みにもぴったりです。
少女漫画好きの方にはぜひ読んでほしい一作です📖