「ゆびさきと恋々」21話のネタバレ
デートの終わり
雪の考えたデートプランも4時間なんてあっという間に終わってしまいます。
帰りの電車の中、あと3駅だと考える雪。
それにしても混んできた…。
ぞろぞろと人が乗り込み、ギュウギュウになってきます。
逸臣に囲われるようになる雪。
逸臣にぶつかってしまった女子学生たちが、ごめんなさい!と謝ります。
ぺこっと会釈する逸臣。
真っ赤になる女学生たち。
その反応を見て、乙女な反応だ!と思う雪。
(やっぱりかっこいいもんなぁ)
帰ったら、逸臣が送ってくれた海外に行く理由が書かれたメッセージをゆっくり読むつもりです。
(逸臣さんは旅をしながら、何を見て感じているんだろう…?)
逸臣のメッセージ
落ち着いてゆっくりメッセージを見たかったため、夜になってしまいました。
深呼吸する雪。
“小さい頃は飛行機が好きで…”の続きから…。
そこには逸臣がドイツに移住した6歳の頃の話から書かれています。
最初は楽しかったけど、言葉が通じなくて日本に帰りたかったことや、言葉が通じた時に、「覚える」じゃなくて、「使いたい」と思ったら言葉が上達した経緯などが書かれていました。
“7歳の誕生日に、飛行機に乗る意味が変わった…”
ここで、メッセージを打っていた逸臣の手が止まっていたのかな?と推測する雪。
“海外に行く理由は、世界の国の文化や歴史、言語を知ることと、それを子供たちに教えていきたい、そして、その知識が盾になるように…”
(盾?知識…?どういう意味だろう…?)
ぶれない志があって、そこへ進んでいるんだなと感じる雪。
そこまで読んで、7歳の誕生日に何があったのかは書かれてないと気づきます。
(また、いつか教えてくれるのかな…?)
そこまで、読んで、まだ続きがあることに気づきました。
夢中で写真を撮っている雪の姿の画像が現れます。
“今日、撮影に夢中で全然こっちみねーの”
“本当は、10分でも5分でも会いたい”
“自分でも不思議なくらい、雪の全部が知りたい”
“雪の全てが愛おしい”
スマホを落としてしまう雪。
(な、なんて言葉を…)
ドキドキしすぎて力が入りません。
何て返せばいいのかプチパニックになります。
(どうしてここまで私に言ってくれるんだろう?)
(すなおに喜んでいいのかな…?)
甘えてしまっていいのか、悩んでしまう雪でした。
素直になりたい桜志
大学で友人と話している桜志。
なあ!桜志、俺と深時(みとき)どっちが好き?
はあ!?
怪訝な顔で返事をする桜志。
なんだよ!桜志が「素直になる方法は?」って聞くから、心を開放してやろうと思ったんだぞ!?
他の方法はないのかよ?
なんでそんなこと言い出したんだ?と畑やん。
分かった!女だな?と深時。
何も答えない桜志。
えー!!まじか!?
どんな子?かわいい?芸能人で例えるなら?
興奮気味の畑やん。
ほら、心を解き放て!
全然素直になってないじゃん!ねー!芦沖ィー!(あしおき)
桜志が急に止まるので、背中にぶつかる深時。
ぶっ!急に止まんな!
そりゃ、可愛い子だろ…。
真っ赤になって答える桜志。
えっ!?そんなに可愛い子なの!?写真は?見せろよ!と畑やん。
スタスタ歩き出す桜志。
あっ!綺麗な人発見!と畑やん。
どこどこ?と深時が畑やんが見ている方向を見ます。
それは、大学の外で立っているエマでした…。
「ゆびさきと恋々」21話の感想と考察
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久しぶりの「ゆびさきと恋々」ですね!
続きが読めて本当に嬉しいです!!
そうそう、雪の考えたデートプランで終わってたんだよね…としみじみ。
相変わらすのゆったりまったりとした「ゆびさきと恋々」の世界観に読みいってしまいます。
逸臣が雪にあてたメッセージの内容が明かされました。
子供の頃の逸臣、可愛かったですね!
黒髪で利発そうな子供だったんですね。
お父さんもすごく優しそうでした。
でも、7歳の誕生日にお父さんと飛行機に乗って旅行に出かけて、その後何があったのでしょうか?
そこが描かれていないので、きっと重要なことなんでしょうね。
逸臣の指に入っているタトゥーも意味がありそうです。
お父さん、まさか亡くなってる?
いやー、それだとちょっと悲しいですね。
お母さんのこともまだ描かれてないですし、逸臣さんは謎だらけの男です。
そして、素直になりたい桜志くん。
ちょっと最初の頃よりも、柔らかくなったかな?って印象が持てました。
ちょっと面白そうな友人の畑やんに、ジェンダーレスな可愛い深時くんも、新キャラで登場です。
そして、突如、大学に現れたエマちゃん。
順調な逸臣と雪に波乱が巻き起こる!?