「ある日、お姫様になってしまった件について」69話のネタバレ
宮に戻ったアタナシア
皇宮では、アタナシアが戻ってきた話しでもちきりです。
姫様が戻っていらしたみたいよ！
今までどこにいたのかしら？
お怪我は？
戻ってきてくれて良かった！
ところで、あのご令嬢はどうしてあんなにも頻繁に訪れるのかしら…？
ジェニットが宮に到着しました。
数十分後。
アタナシアの居るエメラルド宮を訪れるジェニット。
姫様、陛下はお休みになられました。
昨日も寝ていないみたいで、少し眠ったら良くなるみたいです。
そうですか…とアタナシア。
（戻ってきてから知ったけど、パパはジェニットがいないと眠れないらしい…）
（エメラルド宮に戻るようにとは言われたけど、記憶が戻ったわけではないみたいだし…）
ルーカスが戻ってきて!?
ジェニットにお茶を入れるアタナシア。
でも、アタナシアのことを心配している風でもありました。
（早くルーカスが帰ってくればいいんだけど…）
浮かない顔だな？どうした？
髪が伸びたルーカスが、アタナシアを覗いています。
ジェニットは目が点。
ル、ルーカス‼︎
思わず大声で叫んでしまうアタナシア。
ルーカス！ちょっとこっちへ！
ジェニット！少し失礼しますね！
ジェニットも、魔法使い様？と気づいたようです。
ルーカスの手を掴んで別室へ。
その勢いに、少し落ち着いてと言うルーカス。
そんなことはお構いなく、ルーカスを壁ドンするアタナシア。
なんでもっと早く戻らなかったの⁉︎
目と鼻が至近距離です。
⁉︎
私がどれほど待ったかわかる？
どうしたんだ？近すぎる…。
目に涙が浮かんでくるアタナシア。
…何かあったのか？
ちょっと顔を赤らめるルーカス。
パパを治して‼︎
パパを…ん…？お前のパパか？
ルーカスがいない間のことを話すアタナシア。
パパが記憶喪失になって、パパに殺されかけて、逃亡して…。
それで、それで…‼︎
ぐすぐすと泣きだすアタナシア。
ちょ…待て待て、つまり、パパがお前をいじめたってことだな？
ん？うん…。
それで、今泣いてるわけだよな？
泣いてないし！
（なんだよ、パパのせいで泣いてるのかよ）
（なんか面白くないな…）
お前のパパ、懲らしめてやろうか？
懲らしめるんじゃなくて、治してって言ってんの！とルーカスを叩くアタナシア。
イタタ…。
ジェニットが心配になって、アタナシアたちを探しに歩いてきました。
とりあえず、あいつを帰せよとルーカス。
クロードの容態は…？
ジェニットが帰り、改めてアタナシアの話を聞くルーカス。
で、そもそもどうして魔力が暴走したんだ？
クロとずっと一緒だったのか？
違うよとアタナシア。
ルーカスをおだてて、パパを助けて欲しいと頼みます。
とりあえず解決してみようと眠っているクロードの元へ。
じっと顔を見て、観察するルーカス。
一体どうなってるんだ…？
記憶喪失って言ってたけど、何で死ぬ方向に向かってる…⁉︎
えっ⁉︎死ぬ方向？と驚くアタナシア。
不気味な紳士様
アルフィアス邸に戻ってジェニット。
紳士様が出迎えてくれます。
陛下と姫様には会えましたか？
はい！でも、陛下は不眠症が悪化しているようです。
私が行くと、すぐに眠れるみたいです！
良くなってるってことですよね？
ニッコリ笑う紳士様。
そうだと思いますよ。
「ある日、お姫様になってしまった件について」69話の感想と考察
やっとルーカスが戻ってきました！
いやー遅すぎるくらいでしたよね？
アタナシアはだいぶ1人で頑張りましたよ！
まぁ、でもこれで少しは安心でしょうか？
クロードの記憶は戻っていませんが、少しずつアタナシアを受け入れている様子。
ただ、体調が悪そうなのが気になりますよね…。
アタナシアが近くにいると、不快感と頭痛がささて、ジェニットが近くにくると、眠れる…。
これは、もう陰謀でしょう。
でもクロードが、それに必死で抗おうとしているのも感じ取れます。
ひとまず、帰ってきたばかりのルーカスさん、クロードのこと頼みましたよ！
アタナシアのことをしっかり守っていただきたい‼︎
