「仁義なき婿取り」34話のネタバレ
なんなの…この男…？
紀羅のイカれっぷりに引いている偽愛夏羽。
総帥の孫なのに、風俗嬢に仕立て上げられ、怒り心頭です。
改めて、偽愛夏羽なお前は誰だと問う紀羅。
何よ、突然と言いながら、カバンの中に手を入れる偽愛夏羽。
その手をぐいっと掴み、愛夏羽さんならこの程度の連中なら造作ないはずですと紀羅。
助けを呼ぶ前に答えるんだ、何のために愛夏羽さんと入れ替わってる？
案外、バカじゃないのね、気に入ったと偽愛夏羽。
私があんたを総帥にしてあげると紀羅の手を握ります。
私のあいつは双子の姉妹だけど、決定的な違いがあるよ…。
しょせん、偽物は偽物なのよ。
あんたを総帥にできるのは、私だけなの。
紀羅のスマホが鳴ります。
あ、おじいさまのお呼びだわ、旦那さま…。
意味ありげな笑みを浮かべる偽愛夏羽。
紀羅に課せられたもの
月城組のとある部屋。
鎖に繋がれた紀羅が愛夏羽のおじいちゃんにボコボコに殴られています。
お前はすぐ気づくと思っていたよ、紀羅。
月城家が安全に婿を取るために替え玉を使っていたのは事実だと言うおじいちゃん。
でも、お前ならどうして儂がそうしてきたか、わかるはずだ。
何度も愛夏羽を危険に晒してきたお前なら…。
…。
鎖を外すおじいちゃん。
愛夏羽を囮に使ったことは、これで許す。
しかし、二度はない！
お前は今の愛夏羽と結婚して総帥になるのだ、わかったか？
顔面から血を流し、無表情の紀羅は、ただ「はい」とだけ返事をしました。
帰って行く紀羅を窓から見ている偽愛夏羽。
もう、帰しちゃうんだ？おじい様も甘いわね…。
先程の紀羅との出来事を思い出し、少しだけ顔を赤らめる偽愛夏羽。
ふんっと鼻を鳴らして、ふと指を見ます。
指輪がない…。
紀羅の刹那
夜の街を歩いている紀羅。
手のひらを広げると指輪が見えます。
酔っ払っている数名の男とぶつかりました。
絡んでくる男たち。
紀羅の顔を見て、掴もうとした手を離しました。
道行く人たちが、紀羅を避けます。
鼻血を拭き取る紀羅。
その異様な雰囲気にみんなが紀羅を避けていました。
大和がメイドに⁉︎
一方、屋敷に閉じ込められている愛夏羽は、プールを楽しんでいます。
上がるとすぐに、タオルを持ったメイドが、愛夏羽を包み、ティータイムにフレッシュなデザートを使ったフルーツタルトも用意されていました。
本当に至れり尽くせりな愛夏羽。
お風呂の準備もできていると言われ、一人で入ると部屋を出ます。
人がいないことを見計らって、走り出す愛夏羽。
出口、出口！出口はどこ…⁉︎
どんなわがままでも聞いてくれるこの場所に、恐怖を感じる愛夏羽。
どうして閉じ込められているのかも、まだわかっていない今、外に出たいというお願いだけは叶いません。
そして何よりも、妹だとはいえ、水をぶっかけられたことと、指輪を奪われたことを許せない愛夏羽。
庭の草木が生い茂る中を探ってみたり、井戸のような穴を覗いてみたり、出口を探します。
すると、一人のメイドとぶつかってしまいました。
やばっ！
逃げようとする愛夏羽。
おい！待てって‼︎
振り返ると、メイドに扮した大和でした。
や、大和⁉︎
おう！
ここでメイドになったの？
アホか⁉︎お前が連れ去られたのを追いかけて来たんだよ‼︎
そーなんだ、ありがとう…と今にも泣きそうな愛夏羽。
とにかく、服を着替えてここから脱出するぞ！
愛夏羽の出生の秘密⁉︎
部屋で着替えをしながら、双子だったことを大和に話します。
じゃあ、お前はここに一生閉じ込められて、妹は安全に婿を取るっていう構図か…。
ふざけた話だな！と怒りが込み上げる大和。
でも、双子だって知らない蛇島は騙されるんじゃ…。
それはない、と断言する愛夏羽。
あいつか簡単に騙されるわけない！と着替えた愛夏羽はまっすぐに大和を見ていました。
いつもの愛夏羽だと、フッと笑う大和。
婚約者自慢はここを出たらゆっくり聞いてやると、廊下の様子を見に出る大和。
愛夏羽は自慢してるわけじゃないし‼︎と動揺して、脚を椅子にぶつけてしまいます。
イターッ‼︎
足元を見ると、ベッドの下に何か本のようなものがあるのが見えました。
…？
大和が部屋に戻ってきます。
今なら大丈夫だ！行くぞ！
床に座り込んでいる愛夏羽。
おい？何やってる？
本のようなものを見ながら、ごめんと言う愛夏羽。
私、やっぱり行かない…。
は？何言ってる？怖気づいたのか…？
大和、月城の女の条件を知ってる？と聞く愛夏羽。
今更何を…？月城の女が選んだ婿、お前の親父さんとの間に産まれた娘のことだろ？
愛夏羽の手元から、数枚の紙がパラパラと落ちます。
さっきから何見てんだ？と拾う大和。
それはDNA親子鑑定の2枚の報告書でした。
父親との親子関係（姉）否定
父親との親子関係（妹）肯定
私はお父さんの子供じゃないみたい…。
本当に替え玉だったんだ…。
私じゃ紀羅を総帥には出来ない…
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「仁義なき婿取り」34話の感想と考察
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紀羅はやっぱり気づいてましたね！
囮に使われたと知って、ムカついてましたね、偽愛夏羽ちゃん。
紀羅はそういう男です。笑
でも、婿に選ばれたからには、下手な動きはできないですし、まだ本物の愛夏羽の行方もわかっていない状態。
おじいちゃんにあんなにボコボコにされるなんて…。
やっぱりおじいちゃんもしっかり総帥だったようです…（当たり前ですね）
それにしても、今の愛夏羽と結婚しろと言われて、素直に「はい」と言う紀羅に違和感。
じゃないと、あんな人を殺しそうな目にならないですよね？
そして、大和が潜入した愛夏羽のいる屋敷で、愛夏羽が見つけたものは⁉︎
まさか、愛夏羽はお父さんが違うの⁉︎
ハラハラドキドキの展開です‼︎
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