「ある日、お姫様になってしまった件について」75話のあらすじ
【74話のおはなし】
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イゼキエルVSルーカス
にらみ合うイゼキエルとルーカス。
「姫様、お顔が赤いようで？」とルーカスがこれ見よがしにアタナシアの顔を触ります。
（ちょっ！何してるのよ！イゼキエルがいるのに！）←アタナシアの心の声
「姫様、行きましょう、授業に遅れます」
チラッとイゼキエルを見るルーカス。
するとイゼキエルも負けずとアタナシアに再度近づいてきました。
アタナシアの手にキスをするイゼキエル。
「今日は貴重な時間をいただきありがとうございました」
チラッとクロードを見るイゼキエル。
2人の間に挟まれて戸惑うアタナシア…。
アタナシアの心中は…？
部屋でルーカスの長い髪の毛を三つ編みにして心を落ち着かせているアタナシア。
「お前、さっきから何やってんだよ」
「…心を落ち着かせているのよ」
アタナシアは明らかに、イゼキエルがまだ自分のことを好きだと知って動揺していました。
（私が展開を変えたことが影響してるの？）
本の中では、どうやってイゼキエルがジェニットを好きになったのか、思い出そうとするアタナシア。
いくら考えても、思い出すことができません。
考え込むアタナシアは、ルーカスに手を摑まれて、ハッと我に返りました。
「おい！お前何を考えてた？」
「え？あれ？」
（今、思い浮かんだのなんだっけ…）
ルーカスは、一瞬今までみたことない魔力の波動をアタナシアから感じとっていました。
「諦めるなよ」
「何を？」
「全部だよ、お前のパパの記憶を取り戻すことも、それ以外も」
「イゼキエルのことだけでも頭いっぱいなのに…」
「イゼキエル？」
明らかにムッとするルーカス。
あんなおとなしいフリした猫かぶりやろうが好きなのかと言われ、紳士なのよ！と言い返すアタナシア。
すると、ルーカスがイゼキエルがしたように、アタナシアの手にキスをしました。
「これが紳士なのか？」
アタナシアの顔が真っ赤になって…？
「ある日、お姫様になってしまった件について」75話の感想と考察
なかなかイゼキエルが攻めてきだしましたね！でもちょっと遅いか…？
ルーカスが色々と頑張ってくれちゃって、アタナシアを結構支えてくれてますもんね…。
本の中ではイゼキエルとジェニットは婚約していたようですが、今はそうなっていません。
アタナシアが色々と展開を変えてしまったことが原因なんでしょうかね…？
でも、本の中でもイゼキエルはどうもアタナシアに好意を持っているようにも見えましたが…？
アタナシアの記憶はそれ以上は思い出されませんでした。
ルーカスもはっきり自覚しているわけではないけれど、イゼキエルがアタナシアに近づくのは嫌な様子です。
さて、アタナシアはまだ自覚はなさそうですが、これから進展はありそうですね！
楽しみです！
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