「仁義なき婿取り」37話のネタバレ
偽愛夏羽を人質に⁉︎
愛夏羽を見つめ愛しそうに微笑む紀羅。
俺にとっての月城愛夏羽はあなたです。
紀羅の愛夏羽を見つめる顔を見て、偽愛夏羽は胸の奥がヒリヒリしました。
それじゃあと、愛夏羽をヒョイッと抱き抱える紀羅。
逃げるとしますか！
一斉に偽愛夏羽の護衛たちが銃を向けます。
逃すか！
蛇島！総帥に逆らう気か⁉︎
とっさに、偽愛夏羽が紀羅の前に出てきました。
ダメ‼︎
お、お嬢！何してんすか！
危なかったです！撃ってしまうとこでした！
（あれ？私何してんだろ？咄嗟に体が…）
その隙に、紀羅が偽愛夏羽の首元にナイフを突き付けました。
ちょうどいい人質ができました。
手が滑ってしまう前に、車もらえます？
ニコッと微笑む紀羅。
愛夏羽たちの母・のばら
竹を外で斬っている月城・総帥。
脳裏に娘・のばらを思い出します。
双子を見て両方とも可愛いと微笑むのばら。
…のばら。
そのへ、総帥！と人がやってきました。
大変です！お嬢が…‼︎
何事かと振り返る総帥。
お嬢が、連れ去られました‼︎
車を飛ばす紀羅。
車も運転できるんだ…と紀羅を見る愛夏羽。
これからどうするの？
ハネムーンでも行っちゃいますか？
ニッコリ笑う紀羅。
ところで、あそこまでして大丈夫なの？と後ろの座席を見る愛夏羽。
縛られて、口にテープを貼られた偽愛夏羽がンーンー‼︎とバタついています。
口のテープくらいはと剥がしてあげる愛夏羽。
プハッ！
ちょっと！あんたのせいで紀羅は全部を失うわよ！
いきなり捲し立てる偽愛夏羽。
おじいさまは、もう絶対にあんたを許さないわ！
蛇島組も月城組に目をつけられるから！
あんたがあそこから逃げてきたせいよ！
ねぇ！「あんた」って名前じゃないのよ？「愛夏羽」なの。
たんたんと話し出す愛夏羽。
あ、でもあんたも「愛夏羽」だったわね…じゃあ「あっちゃん」はどう？
はぁ？
いいね、「あっちゃん」、そうしよう！
ダメだ話通じないと偽愛夏。
少し微笑む紀羅。
愛夏羽の父親はクズ男？
そういえば、あっちゃんさんの父親って総帥になってすぐに抗争に巻き込まれて亡くなってるんですよね？と紀羅が話出しました。
天下を取る男を見定める力を持つ月城の女が選んだ男なのに、どうしてすぐに亡くなったんでしょう？
カッとなる偽愛夏羽。
何よ？ママの見る目がなかったって言うの？
パパは月城の若頭補佐をしていて、ママのお世話係だったって言ってたわ。
お互いに信頼し合える関係だったっておじいさまから聞いたから！
もう1人の父親がママを壊したの！
そのせいでママは私たちを産んですぐに死んだわ。
ママを失ったパパも…。
全部、あんたの父親のせいで！
どんなクズ男か顔を見てやりたいわ！
…あっちゃん。
あっちゃんの気迫にのまれる愛夏羽。
その時、紀羅のスマホが鳴ります。
電話に出る紀羅。
なんだ…？
驚いて目を見開いた紀羅は急ブレーキを踏んで、車を転回させました。
ちょっ‼︎何々‼︎なんでUターン⁉︎
どこ行ってるの⁉︎と愛夏羽。
蛇島本部です、組長が倒れましたと紀羅。
蛇島本部へ
【蛇島組本部】
そびえ立つ高層ビルを見上げる愛夏羽。
紀羅と一緒にビルの中に入ります。
おかえりなさい、若！
中で組の人たちが頭を下げていますが、愛夏羽には紀羅を睨んでいるように見えました。
（気のせいかな？紀羅を睨んでいるような…）
あっちゃんは、客室に運ばれたようです。
最上階に向かうエレベーターに乗り込む紀羅と愛夏羽。
私までお邪魔しちゃって良かったの？
婚約者を親に紹介するのは当然ですから、親って言っても実の親ではなく上司ですけどね。
そういえば、お披露目パーティーにも来てなかったよね？
あの人、絶望的に体弱いですから…。
そうなんだ…って私、こんな格好で大丈夫かな⁉︎失礼じゃない⁉︎
あー、まぁ礼儀にうるさい人ですから…。
えっ⁉︎月城の正式じゃない方ですがって言ってもいいの？
いやー、ブチギレるかもですね…。
総帥を辞退することも伝えるつもりですし…。
もう、最悪なニュースしかないじゃん。
ですね。
手を繋ぐ2人。
愛夏羽への2度目のプロポーズ
やっぱりあんたは、バカだよ…私を選ぶなんて…。
素直じゃないですね。
ニコッと微笑む紀羅。
本当は嬉しいくせに。
は…えっ⁉︎
実は、愛夏羽さんたちが入れ替わった時に、裏切られたかと思ったんです。
すごい腹が立って、でも愛夏羽さんが目の前に現れた時に気づいたんです。
あ、この人、本当に俺のこと大好きなんだなって！
クスクス笑う紀羅。
何、笑ってんのよ！
真っ赤になる愛夏羽。
愛夏羽さんは、俺に頭突きしてまで前に進ませようとしました。
そんな人を手放せる男がこの世に存在するでしょうか？
愛夏羽の首に何かをかける紀羅。
それはあっちゃんに取られた紀羅からもらった指輪をネックレスにしたものでした。
今は首にかくて持っていてください。
俺は俺だけの力で頂点に立ち、あなたを不安にさせるようなことをしない男になります。
その時はまた、あなたの指にこれをはめさせてください。
指輪を持つ紀羅。
愛夏羽は感動で涙が溢れます。
うん！と力強く返事をした時、エレベーターの扉が開きました。
いきなり銃を向けられて、紀羅が撃たれます。
ズルっと倒れる紀羅。
えっ？
驚く愛夏羽。
銃を向けて撃った男が呟きます。
たくっ、月城と揉めやがって、一回死んどけ、ガキが！
愛夏羽がその男に飛びかかろうとした時！
ムズッと愛夏羽の腕を掴む紀羅。
おでこには吸盤の付いた旗がひっついていました。
旗には《バーカ》の文字が…。
落ち着いてと愛夏羽をおさえる紀羅。
危篤だと聞きましたが、元気そうで良かったです、オヤジさん。
（えっ⁉︎この人が‼︎）
男を見る愛夏羽。
親父は愛夏羽を見て、のばらとそっくりだなと言います。
どうしてお母さんの名前を…？
お前の母親を不幸にしたのはオレだからな…。
まさか、こんな形で自分の父親に会ってしまうことになった愛夏羽は…⁉︎
次回に続く。
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「仁義なき婿取り」37話の感想と考察
ついに愛夏羽を選んだ紀羅！
最初から迷ってはなかったんだと思いますが、裏切られたかもとは思ってたんですね。
誤解が解けて良かったです！
指輪のくだりも、2回目のプロポーズみたいでドキドキしてしまいました！
いやー、目まぐるしくいろんな事が起きて、ついていくのに大変です。笑
なんだか、愛夏羽の親たちの真相も色々と明かされていきそうですよね。
漫画を読む限りでは、愛夏羽の母親ののばらさんは、双子を抱いて幸せそうに見えました。
壊れてそうには見えなかったですよね？
おじいちゃんが絶対に真実を知っているはずです。
そして、紀羅の上司である親父さんが、愛夏羽の父親だとしたら⁉︎
謎が謎を呼んでいますー‼︎
まぁ、でも紀羅とは血は繋がっていないから、愛夏羽と結婚できるのは安心ですね。
次回もきっとハラハラすることでしょう！
楽しみです♪
