「異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない」33話のネタバレ！
セレナを連れて戻った明里は？
ルキに抱えられて北都先生のマンションに戻ってきた明里。
セレナも一緒に連れてこれました。
でも、マンションの周りには明らかに黒いもやがかかっていて、邪気が感じられます。
マンションの入り口のドアに手を伸ばす明里。
バチッとすごい力で弾かれました。
強力な結界が張られていて、窓もほかのドアもダメだ！とルキ。
そんな…せっかくリカちゃんを連れてきたのに…。
（琳音くん、大丈夫だよね…）
すると、ルキたちが俺たちにまかせろと明里の頭をポンポンとしました。
3人の力で結界をこじ開けている間に、明里とリカを中に入れると言います。
でも、弾かれた力が跳ね返ってきたら、みんな危ないんじゃ…。
大丈夫、鍛え方が違うからな！
ルキ、ラナ様、ハク様…。
涙目になる明里。
ありがとう…。
リカの手をぎゅっと握って、明里は気合を入れました。
行くよ、リカちゃん！
ユージンがリリを手に入れたい理由
マンションの中では、ナギとユージンが激しく戦っていました。
ナギの上に馬乗りになるユージン。
ずいぶん手間を取らせてくれたな、さすが我が弟。
だが、いくら青の魔王と呼ばれた男でも、子供の体ではここまでが限界だろう？
潔くリリを渡せば、命だけは助けてやるが？
…お前の目的はなんだ？リリを使って何をしようとしている？とナギ。
…エルフの禁術には記憶を操る呪文があるんだと話し出すユージン。
記憶を消すだけでなく、記憶の操作もできる禁術。
夢のようではないか？リリの力を使って、セレナの記憶を操作して、オレを愛していた記憶にすりかえることができるんだ。
オレだけを愛するセレナになれば、今生こそは幸せな夫婦になることができるんだ！
ふざけるな!!とユージンを弾くナギ。
そんなことの為にリリを利用するのか？そんなことをして惚れた女を手に入れて満足なのか？
そこまで好きなら、自分の力だけで振り向かせてみろよ！
…っ!!
お前に何がわかる？リリを手に入れ、セレナにも愛されていたお前に!!
今生でも邪魔するなら殺す！
絶対に負けるか!!
一歩も引かないナギとユージン。
そこへ明里とリカが到着しました。
ダメ!!
ナギに抱きつく明里。
ユージンに抱きつくリカ。
えっ…!?
驚いて顔が赤くなる同じ反応のナギとユージン。
明里!?
セレナ!?
セレナとユージンの誤解が解けて？
琳音の顔を両手で包み、良かったと微笑む明里。
間に合った！見て！セレナ様を連れてこれたよ！
約束の通り、生きて琳音くんの元に戻ってきたよ！
明里！よく戻ってきた！
抱きしめあう2人。
すごい傷だらけじゃないか…セレナにやられたのか？
うん…でも大丈夫！リカちゃんの自我がセレナ様に勝ったから！
セレナはユージンに話しかけます。
先生、もうやめて。
セレナ…？いや、“リカ”？
“リカ”です…でも、前世の記憶もはっきり蘇って“セレナ”の記憶も思い出しました。
北都先生…いや、ユージン、教えて欲しいの！
幼い時に噴水のある庭で泣いていた私に「可愛い」と言ってくれたのはあなたなの？
…!?セレナ、覚えて…？
すると突然、ユージンの頬を思いっきり引っぱたくリカ。
パーン!!
バカ！早く言ってよ!!どうしてあの時「ナギ」なんて名乗ったのよ!!
私、ずっと勘違いの恋をしてたじゃない！ナギ様を好きだと思い込んで、リリに嫉妬して…とんでもないことを…。
なんて、バカな女だったの…。
泣き出すリカ。
セレナが愛していたのは、生涯でたった一人、この三つ目の姿でも可愛いと言ってくれた、ユージンあたなだけよ!!
…!?
セレナがオレを…!?
ウソだ…そんなことって…。
震えるユージン。
あなたも私も本当に愚か者ね…。
ユージンの頬に手を添えるセレナ。
ねえ、ユージン、今度はちゃんと聞かせて？前世では政略結婚で、ちゃんとプロポーズされなかったから…。
…愛している、セレナ…初めて会った日から、ずっと君だけを…。
2人の様子を見ていた明里が琳音に言います。
ユージン様はやっぱりあなたのお兄さんだね、よく似てる。
生まれ変わっても、たった一人しか愛せない愚かなほどに一途なところが…。
（その愚かさが、とても愛しい…）
セレナはユージンの額にそっとキスをしました。
私も、愛しているわ、ユージン。
「異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない」33話の感想と考察
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みんなで力を合わせて、ついに北都先生のマンションに戻ってこれましたね！
でも、中でかなり戦っている様子がわかるほどにマンションの周りは禍々しい結界が張られていました。
ここでも、ルキたちが頑張ってくれて、無事に中に入れた明里とリカ。
ユージンもリリを手に入れたい理由を白状して、これで本当に誤解だってことがわかりました。
あとは、明里とリカの到着を待つばかり…。
いやー、危機一髪で間に合って良かったです！
ユージンはリカに抱きつかれた理由がわからずに、慌ててましたね。
本気でセレナがナギのことが好きだと誤解しているから仕方ないことかもしれませんが…。
でも、リカの自我を残したまま、セレナの記憶も蘇って、セレナも自分の初恋の相手がユージンだとわかって、めちゃくちゃハッピーエンドですね！
これ、もうそろそろ終わっちゃう？
いや、まだなんかストーリー的に色々読みんですけど…？
まだ、たぶん終わらないですよね？
うん、まだ、大丈夫!!
次回の話が楽しみです♪
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