「香月さんの恋する時間」5話のネタバレ
香月さん…これは、恋なんじゃないかな…。
琴子の言葉を、えっ何か言いました？と聞き返す香月。
言ってないです！
…。
…。
そうですか…。
それから、琴子はテスト週間に入って、バイトはお休み。
1週間ほど香月さんには会えていませんでした。
琴子はこれが恋なのかどうか、どうしたらわかるのか考えていました。
1週間後。
テストが終わりましたが、アルバイトは明日からです。
今日は夏祭りで、「和茶」も出店していました。
香月さんもお店に出てるかな…？
ひとり、夏祭りに足を運ぶ琴子。
遠目からでも、香月さんがいるのを見つけました。
いた！
でも、忙しそうだから、行ったら迷惑かも…。
ふっと、香月さんが琴子の方を見ます。
にこっと微笑む香月。
あ、気づいてくれた…。
テストは今日まででしたね、お疲れ様と声をかける香月。
ありがとうございます。
久々に見る香月さんに見惚れる琴子。
せっかく来てくれたんですが、もう売り切れてしまって店じまいなんです。
あ、そうなんですね…。
帰りますとくるっときびすを返すと、香月さんに呼び止められます。
このあと、少し時間ありますか？
良かったら、お祭りを一緒にまわりませんか？
…はい！
夏祭りを香月さんと？
さあ～!!出発よ～!!
和茶ご一行が集まります。
香月さんと2人だと思ってた琴子。
なによ？その顔と桐谷。
いえ…。
みんなでお祭りも楽しいですが、ちょっと香月さんを遠く感じる琴子。
桐谷は香月にどうして2人でまわらなかったのかと尋ねます。
2人はさすがに…と答える香月。
実は、琴子が電車の中で言った言葉をちゃんと聞いていました。
『これは恋なんじゃないかな？』
他に好きな人ができたのかもしれませんし…とぼそっと呟きました。
☆
琴子は出店の商品のかんざしに心奪われています。
可愛い…でも、ちょっと高い…。
人出が多く、混みあってきました。
歩いている人にぶつかって、飛ばされる琴子。
タイミングよく香月がキャッチします。
大丈夫でしたか？
ご、ごめんなさい。
混んできたから気をつけ…。
言っているそばから人ごみに飲まれていく琴子。
なんども香月が救出しますが、さらわれていきます。
あぶないから…。
手を差し出す香月。
手をつないで歩く2人。
琴子はなんとも言えない気持ちになりました。
和茶のみんなにからかわれながらも、少し浮かれてしまう琴子。
歩いていると、みんなとはぐれてしまいました。
ふと、レンタル浴衣のお店が目に入ります。
レンタル浴衣？
今日だけ貸し出ししてくれて、着付けもしてくれるみたいですよ？
じっと見ている琴子に、着てみますか？と香月。
着付けの時間が2時間待ちと出ていて、香月さんが新田に頼みに行こうとします。
繋いでいた手が離れた瞬間。
ムギュっと香月さんをつかんでしまう琴子。
（あっ！つい…引き止めてしまった…!!）
か、香月さん、着付けお願いします！
えっ!?
それはダメです。
なんでですか？
異性にそんなことさせては…。
香月さんならいいんです!!
赤くなる香月。
それ、意味わかっていってる…？と小さく呟く香月。
☆
本当に、香月さんに着付けをしてもらう琴子。
うしろから浴衣を整える香月。
前に回り、帯の調整をします。
ドキドキしてしまう琴子。
大丈夫そうですか？と香月さんが聞いてきます。
…はい。
香月さんの指や吐息を近くに感じ、クラクラしてくる琴子。
（自分が自分でなくなっていくみたいだ…）
もっと香月さんとくっつきたいと思ってしまう琴子。
前にいる香月さんの首元に抱きついてしまいました。
驚いた香月は、琴子を引き離します。
こういうのはダメですと寂しく微笑む香月。
一気に顔が真っ赤になる琴子。
か、帰ります。
えっ？
帰ります！帰ります！では!!
恥ずかしさで居てもたってもいられなくなり、その場から逃げるように走り去る琴子。
（私、なんて…なんて、恥ずかしいことをー!!）
そう思いながら、香月さんに言われた言葉に傷ついてもいた琴子。
外はいつの間にか雨が降り出していました。
☆
えっ？まだ帰ってない？
険しい顔になる香月。
和茶のお店の方に、親御さんから琴子がまだ帰ってないと連絡がありました。
琴子ちゃんが帰ったのが20時くらいだから、もうあれから3時間くらい経つよね？と新田さん。
何かあったのかな…？
その頃。
何かあった琴子は、祭り会場の端の方にある、拝殿のような建物の中の居ました。
あのあと、全速力で走ってこけた琴子は、浴衣が着崩れ、直そうとしたことで余計にはだけて人前に出られない状態に。
ついでにスマホの電源も落ちて、途方にくれている今、現在。
人が空いて来たら、コンビにでも行って家に電話するしかないか…。
さっきのことを思い出し、胸が痛くなります。
明日、バイト行くのいやだな…。
恥ずかしいし、気まずいし、会いたくない…。
でも、会いたい…。
矛盾する気持ちがぐるぐると回ります。
香月さん…。
キィと拝殿の扉が開き、息を切らしている香月さんが現れました。
えっ？と驚く琴子。
そのままの勢いで、がばっと琴子を抱きしめる香月。
ハア…ハア…、良かった…いた…。
琴子の胸がドクン、ドクンと脈打ちます。
（これは…恋の音…！）
（香月さん、私、あなたのことが好きです！）
ついにこれが恋だと知った琴子。
香月さんを抱きしめ返して…!?
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「香月さんの恋する時間」5話のネタバレと感想
1週間も香月さんに会えないのを寂しがっていた琴子。
その時点でもう「恋」ですよね？
何とも思っていない相手のことを会えないときに考えたりしないですから。
しかも、バイトは明日からなのに、夏祭りに足を運ぶ琴子。
めっちゃ可愛い。
香月さんも、すぐ琴子に気づいて、やっぱり相思相愛！
なんか、ちょっとしたしぐさや言動がドキドキをくれますよね！
着付けだって、香月さんならいいですって、ほとんど告白ではないでしょうか？
それに、ギュッと抱きついてします琴子。
頭で考えるよりも、体が先に動いちゃうんですよね…。
本当に猫みたいで可愛い！←2回目
香月さんは大人だから、ちょっと一歩引いてるというか、琴子の行動に振り回されている感じもします。
琴子が自分の気持ちに気づいてから、2人はどうなってしまうのでしょうか？
続きが気になります!!
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