「稲妻とロマンス」6話のネタバレ
麗央からの冷たい言葉
麗央の強烈な言葉に放心状態になる菫。
麗央は言い終えると、スーッと目を瞑って、菫から離れました。
パチっと目を覚ます麗央。
あれ？オレ寝てました？
何か失礼な事とかしてないですよね？何か言ったりとか…。
ぼーっとしながら菫に聞きます。
…言いました。
「オレはあんたしか見えてない」って言いました！
真っ赤な顔で言う菫。
「かわいい」とも…。
はっ？と驚く麗央。
言ってないと、思います…。
今度は菫が驚きます。
言いました！
言ってない！
押し問答が続きます。
もし、言ったにしても、眠気と酔いでおかしかっただけです。
でもはっきりと…。
誤解ですから！と強い口調で言う麗央。
好きではない！とはっきり言われ、ショックを受ける菫。
頭の中を「好きではない」がリフレインしました。
そう…ですよね、帰りますとその場を後にする菫。
麗央はその後ろ姿を見ながら天を仰ぎました。
（アホなのかオレは…）
諦める選択？
菫の部屋。
友人の莉緒が遊びに来ています。
今までのことを一通り話した菫。
莉緒は相手が二ノ宮さんだということに驚いています。
何その、ジェットコースターみたいな展開と莉緒。
今は急降下中だよと落ち込んでいる菫。
莉緒は思ったことをはっきり菫に伝えます。
そもそも「稲妻」を好きってことが私は戸惑うな。
どうして？
仮にもすーが言うように、稲妻が優しかったとしても、過去にやらかしたことは消えないし、得体がしれないじゃない？
これを機に諦める方向で考えてもいいんじゃない？
悲しい表情の菫。
いや、まぁ無理にとは言わないけど…と慌てる莉緒。
（諦めるか…）
菫に懐く男性は？
とりあえず、どうしたらいいのか分からず、次の日の学校で麗央と顔を合わす菫。
（今は、話しかけれないや…）
次の授業の用意をしていると、よ〜しざ〜わさん！と話しかけられます。
今少しいいかな？
井ノ脇くん？
あの、麗央が犯人だと疑って、ロッカーを開けようとしていた男子生徒です。
そう！井ノ脇陸（いのわきりく）です‼︎
はい…？
突然だけど、俺とID交換しない？
え？
いや、あのロッカーの事件以来、吉沢さんのこと、人としていいなって思い出しちゃって、良かったら友達になってくれないかなって。
（友達‼︎）
ちょっとストレートに言われて、嬉しくなる菫。
私で良かったらとIDを交換しました。
その様子を偶然見てしまう麗央…。
菫の独り言
その後、井ノ脇くんとメールのやり取りをする菫。
（気分転換にはなるかも…）
明るい井ノ脇くんに、少し助けられます。
学校でも、何かと菫に話しかけてくる井ノ脇くん。
きのうから井ノ脇、吉沢さんに懐いてない？
何々？恋の予感？
クラスメイトが噂話をしています。
それを聞いた麗央はなんともやりきれない様子。
体から黒いモヤが出るほどです。
体育の時間。
ねぇねぇ、井ノ脇とどうなの？
クラスの女子たちに聞かれる菫。
井ノ脇くん？明るくて楽しいよね！わんちゃんみたいで！
狙われているとは、まったく気付いていない菫。
ふと、コート向こう側に立つ、二ノ宮さんが目に入りました。
（もう2日も話してないなぁ…）
その時、菫に向かって、ボールが飛んできました。
危ない‼︎
顔に直撃してしまいます。
キャー‼︎
菫ちゃん‼︎
大丈夫⁉︎
周りがザワザワしているのに、気づく井ノ脇くんと麗央。
ちょっとクラッとしただけですと答える菫。
念のため、保健室に誰か連れて行ってあげて！
あ、俺が…と井ノ脇くんがいいかけると、麗央が現れました。
オレが連れていきます。
なんで稲妻が？
どういうこと⁉︎
周りがまたザワザワします。
気にせず菫をおぶって保健室に向かう麗央。
麗央におぶられて、はからずも二ノ宮さんに触れられたことを喜んでしまう菫。
（言いたいことはたくさんあるのに…）
キュッと腕に力が入ります。
二ノ宮さん、今から独り言、言ってもいいですか？
？？
どーぞ？
では、と大きく息を吸い込む菫。
好き！スキ！大好き！好きだなぁ！やっぱりスキ！
一気に捲し立てました。
ふぅー。
こちらを目を見開いて見ている麗央に、独り言なので、お気になさらずと菫。
わかりましたと、いつもの二ノ宮さん。
（ちょっとは気にしてもいいのに…）
でも、ちょっとスッキリした菫。
（この気持ちは捨てないでおこう）
菫からは見えなかったようですが、麗央の顔は耳まで真っ赤になっていました。
麗央の意外な告白
放課後。
トイレに入った麗央は中にいた井ノ脇くんたちの会話をたまたま聞いてしまいます。
どうも、井ノ脇くんは他のクラスにもいいなと思っている女子生徒がいるようです。
お前、ほんとに惚れっぽいやつだな？
いいじゃん！どっちかとうまくいけばいいんだら！とニカッと笑う井ノ脇。
麗央は、もちろん黙っていられませんでした…。
菫は帰ろうとして、廊下を歩いていると、校舎裏にいる二ノ宮さんと井ノ脇くんを見つけます。
麗央を前にして、震える井ノ脇くん。
な、何の用でしょう？
さっき、トイレで言ってた、他に女がいるのは本当か？
はっ？
二股とかしたら、吉沢さんに失礼だろうと説教を始める麗央。
保護者？とポカンとする井ノ脇くん。
いや、でも、これが俺の恋愛スタイルなんで！と開きなる井ノ脇。
2人とも、変わらないくらい好きっす‼︎
あっ？と凄む麗央。
ご、ごめんなさい…。
そんな感じだと、吉沢さんは幸せになれない。
えっ？何ですみれっち？
なんか舎弟にでもしてんすか？
してない！
じゃあ何の関係もないじゃないですか？
睨みつける麗央。
お、俺、もう帰ります。
帰ろうとする井ノ脇くんの前を遮る麗央。
ダメだ、菫はオレのだ！渡すことはできない！
オレの光だから…。
ハッとする井ノ脇くん。
背後まで菫が歩いて来ていました。
今、麗央が言った言葉が頭の中を反芻します。
ボッと真っ赤になる菫。
井ノ脇くんは、なんだかわからないけど、ナイスアシストをしたと思っていました。
菫を見つめる麗央。
今度のは、ちゃんと言った。
菫に今言ったことを認めた麗央は…⁉︎
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「稲妻とロマンス」6話の感想と考察
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せっかく、麗央の口から本心が聞けたと思ったのに…、頑なに否定されましたね。
極めつけは、「好きじゃない」ですよ。
これは、菫ちゃん、傷つきますよ？
麗央くん、悪い男だ…。
菫なりに、少しクールダウンしようとした矢先、能天気ボーイが近づいてきましたね⁉︎
井ノ脇くん、悪い人ではなさそうですが、なんだか軽めな感じ？
菫ちゃんとは合わない気はしますが、本人はそんなこと気にしてなかったですね？
麗央はどうするのかなぁ？と思って見ていましたが、もくもく黒い感情を出しながらも最初は黙って見ていました。
でも、菫にボールが当たった時は、誰よりも自分が連れて行くという気迫のすごかったこと…。
菫ちゃん、これじゃあ諦めるなんて難しいそう…。
そして、井ノ脇くんの恋愛感を知った麗央は菫の幸せを語り出しました。
しかも、菫はオレのだ！発言‼︎
一体、どういうことでしょう⁉︎
