カカフカカの漫画紹介
カカフカカ/石田拓実
作者 石田拓実
出版社 講談社
掲載誌 Kiss
2019年12月現在、9巻まで発売されています。
「カカフカカ」の登場人物
寺田 亜紀(てらだ あき)
フリーターでどこか無気力。
中学時代はなぜか自信家で人を見下していた。
大人になり、就活もうまくいかず、同棲していた彼氏にも浮気され、いろんなことに挫折して今は自信を失っている。
そんな時に成り行きで、友達のかわりにシェアハウスに住むことになる。
本行 智也(ほんぎょう ともや)
売れっ子の小説家。
亜紀の中学時代の同級生で、亜紀に付き合ってあげると言われ、すこしの間付き合う。
亜紀の初めての相手。
学生時代は地味で目立たない存在。
現在はイケメンに成長しているが、体の機能で切実な悩みがある。
長谷 太一(はせ たいち)
シェアハウスの住人で、出版社に勤める編集者。
以前、本行の担当をしていた。
母親に対してトラウマがある。
栗谷 あかり(くりたに あかり)
シェアハウスの住人。
デザイン事務所で働いている。
本行の本の熱狂的なファンで、本気で本行と結婚しようと思っている。
「カカフカカ」四角関係のあらすじ
現在フリーターの亜希は就活に失敗し、同棲して彼氏にも振られ、住む場所を探さなくてはいけなくなりました。
失意の中、友人の代わりにシェアハウスで暮らすことになったのですが、そのシェアハウスて、中学時代に一瞬付き合っていた同級生、本行と再会します。
気まずい気持ちの亜希は、当たり障りのない話でとりあえず気を落ち着けます。
中学時代、自分より下だと思っていた本行に、急に体の関係をもたれ、亜希は動揺して、本行を避けるようになってしまった経緯がありました。
そんな本行は、現在、小説家になり、しかも垢抜けてイケメンになっていたのでした。
そんはシェアハウス生活が始まり、ある時、偶然本行が亜希の身体に接触した際には、
本行のあるところが反応します。
本行はここ2年、あるところが「機能しない」ということで、悩んでいたのでした。
それなのに、亜希に触れただけで反応した本行は、亜希に絶対へんなことはしないとの約束で、亜希に添い寝を頼みます。
元カレとただ添い寝をするだけの状況に亜希は何を思うのか?
本行の真意は?
目が離せない、シェアハウスラブ!
「カカフカカ」30代が読んだ感想
このおすすめ少女漫画、今までにないストーリー展開で、すごくハマりました!
絵はいまいち、好きなタッチではないなぁと思いながらも読み始めたのですが、いやー、面白い!!
亜希の優柔不断さや、本行の煮え切らない態度など、実社会で本当にありそうな感じがたまらなくいいです。
それと、長谷君の心の闇が深すぎます。笑
亜希は基本的には、すごく素直でいい性格なんだろうなと勝手に考察。
あかりもいい味出ていて、個人的に好きな性格です。
ズバっとビシッと、それでいて抱擁力あって、女性にしておくのはもったいないと思いました。
亜希と本行の間に割ってはいる長谷君も、母親へのトラウマがへんな風に育ってしまって、亜希にはうまく対処しきれなかったりと、とにかくリアリティありすぎて、過去の自分の恋愛の失敗が、グリグリとえぐられる思いなのですが、そこがどうも癖になるような内容です。
亜希と本行が「添い寝」の関係から、どんな風に変わっていくのか、楽しみなおすすめ少女漫画です。
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