「稲妻とロマンス」21話（後編）のあらすじ※一部ネタバレあり
《前回のおはなし》
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グランピングも終了間近で？
花火を用意してきたという菫。
泊まりではないので、まだ暗くはなっていませんが今からやろうかという話に。
するとお父さんが花火はお母さんと２人でしなさいと言ってきました。
「麗央君はお父さんと散歩するから」
目を輝かす菫。
麗央も喜びの表情を見せます。
その後、２人が散歩に出かけ、お母さんと２人で花火をする菫。
菫はお母さんはどう思っているのかと聞きます。
お母さんは少し考えたあと、全然許せないと言いました。
ガンっとなる菫。
でも親としてまっとうなのはお父さんのほうだから、お父さんの結論に賛同すると言います。
うまくいくように祈ってあげると言ってくれました。
「ありがとうお母さん」
これは特殊な例ですから、なかなか何が正しいとか決められないですよね…。
菫のお父さんと麗央
菫のお父さんと散歩にでかけた麗央ですが、なかなか話が始まらず、どうしようかと考えています。
（オレから何か切り出すべきか…）
すると、突然お父さんが自分の胸元を指さして、
「そういえば、コレ本当に効いてる。」
それは麗央がプレゼントした『おにやんまくん』でした。
「！ よかったス」
そこから話を切り出すお父さん。
そして、麗央の生い立ちを聞くことに。
それは親から愛されず、孤立する少年の話でした。
それで、菫と出会って救われて生まれ変わりたいと思ったことも真摯に伝える麗央。
「菫は君の稲妻ってことかぁ」
意味を図りかねる麗央。
それはお父さんが好きな詩の一文のことでした。
“歳月だけではないでしょう”
“たった１日っきりの稲妻のような真実を”
“抱きしめて生き抜いている人もいますもの”
詩人・茨木りつ子の『歳月』です。
お父さんはこの詩にしびれて作家を目指したようです。
「僕がロマンチストでよかったね」
帰ってきた麗央とお父さんを迎える菫。
そこでお父さんが出した答えとは…⁉
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「稲妻とロマンス」21話（後編）の感想と考察
ついに麗央と向き合う決意をしたお父さん。
そして麗央の複雑な生い立ちも明かされましたね。
これは完全なるネグレクト…。
麗央くん、菫と出会えて本当に良かった。
お父さんも麗央くんの真剣さと真っ直ぐさに認めざるを得ない感じでしょうか？
完全に『彼氏』とは認めないものの、側に居ることは許してくれたみたいです。
あとタイトルの「稲妻」の意味も今回やっとわかりました。
お父さんがロマンチストで本当に良かった。
これから清く正しい交際がはじまるのか⁉
次回のお話を待ちたいと思います。
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