おすすめの少女漫画!30代からでもハマる名作

大人になってもトキメキを感じたい!30代からでも楽しめるおすすめ少女漫画を独自の世界観で紹介するブログ

「暴君の行方」71話〈ネタバレ〉ピッコマ独占掲載作品の内容や感想など

https://piccoma.kakaocdn.net/dn/AOPJz/btqy6398gru/VyvxSOMfUwbkVgx3ElS7v1/cover_x1

暴君の行方 70話〈前回のお話〉

ベルハルトとバーリアの仲をくっつけようと策を練るジエン。

 

道を塞いで演劇が行われている道に誘導することに成功しますが…!?

 

暴君の行方 71話〈ネタバレ〉

piccoma.com

 

演劇が始まりました。

 

「私はイッサ王国の騎士バルドルです!私を惑わす森の主よ、いるのなら目の前に現れてください!」



森の主が現れます。

 

「私は森の魔女ヘンリエッタ。どうしてこの森を通るのですか?」



バルドルは答えます。

 

「半年前、私の主君であるレオ国王陛下が刺客に毒を盛られました。解毒する為に毒龍クレニウスの血が必要なのです」

 

「人間のあなたにあの魔物が捕らえられるはずありません」

 

ヘンリエッタは森は危険だと警告しました。

 

やってみるしかないと言うバルドルヘンリエッタはひとつの提案をしました。

 

「クレニウスを捕まえるのを手伝う代わりに、私と結婚しなさい」と。

 

「わかりました、ご好意に感謝します」と提案を受け入れるバルドル

 

バーリアがベルハルトに囁きます。

 

「まるで私たちのご先祖のお話みたいではないですか?」



「そうだな」と答えるベルハルト。

 

隠れて見ていたジエンは今の2人にもってこいの劇じゃんと喜んでいます。

 

バルドルヘンリエッタがハッピーエンドを迎えれば…!〉

 

ところが劇は思いもよらない結末を迎えました。

 

姫に刺されているバルドル

 

「姫…!どうして私にこんなことを…ぐはっ」

 

「フンッ!実は陛下に刺客を送ったのはこと私だ。無能な父を殺し女王になるために!」

 

「そんな…ぐふっ」

 

苦しそうなバルドル

 

「お前を人質にして魔女を捕らえてやる!」と高らかに笑う姫。

 

「魔女が死ねば私は北を自由に行き来できるし、北で取れる魔石は私のものになる!」

 

〈はい⁉︎〉

 

〈いや待って…なんでそうなるのよ⁉︎〉

 

ほっかむりの妖怪に変装しているジエンは唖然とします。

 

〈あの男、2人の女の間でオロオロしているし〉

 

〈約束通り魔女と一緒になるのか、姫の命令に従って魔女を殺すのかどっちなのよ⁉︎〉

 

ベルハルトはその様子を観てこう思っています。

 

〈どうして姫を選ばないんだ?理解できない〉

 

〈魔女と一緒になったところで約束を守ったという事実しか残らないというのに〉

 

〈結局は感情、感情が問題なのだ〉

 

舞台ではバルドルが自害しようとしています。

 

「ぐふっ」

 

〈あんな風に自害するものを今までもみてきた〉

 

〈現実とは比べものにならないほど、くだらない茶番劇だ〉

 

バルドルを抱き抱えるヘンリエッタ

 

「どうして…!しっかりして!私と約束したではありませんか!」

 

バーリアは涙を流して観ています。

 

「待って待って!ストーップ‼︎」

 

どこからか声が聞こえました。

 

「その騎士バ…バラッド卿は死んでません」

 

ほっかむりの妖怪ジエンが舞台に登場しました。

 

「は?」

 

舞台の2人は唖然としています。

 

「バラッド卿はまだ生きています!死んだふりしてるだけ!」と言ってバルドルをゆさゆさと揺さぶるほっかむりの妖精ジエン。

 

「見ましたか?皆さん、バラッド卿は生きていますよ!」と言ってバルドルヘンリエッタの方に押しやります。

 

「早く逃げてください!結婚式もあげてくださいね!」と2人に言います。

 

観客は「おもしろ〜い」と「もっとやれ!」とか盛り上がっています。

 

ヘンリエッタがジエンに反論しました。

 

「そりゃ生きてるに決まってるでしょ!演技なんだから。それにバラッドじゃなくてバルドルだから!」

 

「ってそうじゃなくてあんた誰なの⁉︎」

 

ジエンは丁寧にお辞儀します。

 

「紹介が遅れました!私は愛の妖精です!」

 

「この劇をご覧のカップルの夢と希望を潰すわけにはいかず舞い降りました」

 

〈よし!この劇はこれでハッピーエンド〉と汗を拭うジエン。

 

「ちょっと!」と怒っているヘンリエッタ役の女優にお金を渡し解決するジエン。

 

皇宮で稼いだお金の半分を渡したけど、これでベルハルトとバーリア様が上手くいくなら惜しくないと…と鼻をすすりました。

 

ぐすん。

 

どこからか熱い視線を感じ、観客席の方を見るジエン。

 

〈どうしてあの人がここに…!〉

 

サササッと舞台から姿を消しました。

 

バーリアは爆笑中です。

 

「アハハッ!ジエンってば本当に可笑しな子だわ!」

 

そこにカールリスが現れて、ベルハルトに声をかけると、様子が変化です。

 

「ハッハハッ」

 

顔を見合わせるバーリアとカールリス。

 

〈ベルが声を出して笑ってる…だと⁉︎〉

 

「俺はもう行く…、ナセルの野郎だけでなくベルまで頭が…」とカールリスが言うと、ベルハルトが「ナセル公子も一緒に居たのか?」と聞いてきました。

 

「うん、ジエンの愛の妖精の演技が面白くて、おまえのメイド面白すぎるなって言ったら、あいつ血相かえてやんの」と答えるカールリス。

 

「今どこにいる?」と尋ねるベルハルト。

 

「ジエンを追っかけて行ったのかも」と言いました。




その頃、ナセルに追いかけられ、逃げるジエン。

 

〈なんでよりによってあそこに…!〉

 

「ジエン!ほっかむりの妖怪!愛の妖精!その3つのどれかなら止まってくれ!」

 

「危害は加えないと約束する!」

 

もう村の外れまで逃げてきていました。

 

〈どうしよう…北の境界を超えるわけにはいかないし…〉

 

後ろを見るとナセル様の手がもうジエンに届きそうでした。

 

〈これまで一度も追い付かれたことなかったのに、どうして⁉︎〉

 

ジエンのほっかむりに手がかかり、取れてしまいました。

 

ナセルと向き合うジエン…。

 

暴君の行方 感想と考察

f:id:mana-mana717:20210328221545p:plain

 

ジエンー‼︎

 

本当にあなたは突っ走る!笑

 

まさか劇に乱入するなんて思わなかったけど、予感はしました…。

 

だってジエンだもの…。

 

何をしても許されるジエン。

 

やっぱり無敵です。

 

あー、でもほっかむりの妖怪スタイルであんなに目立つことしちゃって、そこにナセル様が居たとしたら…そりゃそうなるよね。

 

ナセル様、ほっかむりの妖怪に会いたかったと思うし、ジエンがそうかな?って思ってたと思う。

 

もう嬉しくて追いかけちゃうよね?

 

今回はマナのおかげか、ジエンに追いつくことができたナセル様。

 

ほっかむりがハラリと取れると…やっぱりジエンの登場でした。

 

ここまで必死でジエンのことを追いかけてきたナセル様はジエンに何を伝えるのでしょうか!?

 

manacomicsmania.hatenadiary.com