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「できるメイド様!」5話のネタバレ!今度はモーツァルトの夢を見たマリ!?

「できるメイド様!」5話のネタバレ

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誰も知らない王女モリナ


幼き日のクローヤンの王女であるモリナ。

父親である国王はその存在を疎ましく思っていました。

《殿下、例の子供を連れてきました。》

《母親の死亡は確認しました》

〈ふんっ、人目につかぬよう離れに押し込んでおけ!〉

望まれた子ではなかったモリナは、隠されていた為、王国内でも顔を知る者はほとんどいませんでした。

モリナの顔を知るごく少数の者はみんな殺されてしまったので、メイドに紛れてもバレることはありませんでした。

皇太子に、自分がモリナだと知られるわけにはいきません。

彫刻師を探していると言われても、名乗り出ることはできませんでした…。

(目立たないように気をつけないと!)

マリの新たな夢は…?


我々の望みを神様が叶えてくれたのかもしれないなとハンス。

何にしても本当にありがたいことだよ。

横で聞いていたマリは、改めて目立つ行動は控えようと思います。

2年ぶりに行われる式典は豪華なものになりそうだと、みな浮き足だっていました。

ほら!おしゃべりしてないで!仕事仕事!

パーティーまであと数日なのよ!とメイド長。

マリも今日から水晶宮殿で仕事のため、急ぎます。

水晶宮殿では、式典の日にオーケストラによる音楽会が開かれる予定です。

また新しい力が宿ったりする?

そういえば、昨日の夢は…。

《…ルト!何しているの?》

《もうすぐパリに出発よ!早く行かないと遅れるわ!》

〈景色を見てるんだよ、姉さん!メロディーが聞こえてくるんだ!〉

〈風や小川や、木々の揺れる音が!〉

《わかったわ!でも急ぎましょう!お父様がお待ちよ》

ピアノを弾いて、沢山の拍手をもらう青年。

《ヴォルフガング アマデウス モーツァルト!》

王宮のオーケストラ


オーケストラなんて一度も聞いたことがないなぁと思いながら掃除をするマリ。

部屋の中にピアノが置かれているのを見つけました。

わっ!ピアノだ!好きだったなぁ!

ちょっとくらいなら弾いても大丈夫?

鍵盤を指で触りますが、調律もされているかもしれないと思い止まります。

あ、今日からお手伝いしてくれるメイドさん?と歩いてくる男性。

王宮オーケストラの団長を臨時で務めることになったバーハンだと自己紹介されました。

今日からお世話になるマリだと自己紹介します。

バーハンは、前任の団長が体調不良で急遽引退したので、指揮者を任されたと説明しました。

(こんなに若いのに、すごいなぁ!)

仕事で何か困ったことがあったら私に言ってくださいとバーハン。

ありがとうございますとマリ。

いつもの交響曲の練習を始めます。

(練習だけど、ここでオーケストラを聞けるなんて、ラッキーだわ!)

ステキ…と目を瞑るマリですが、聞いていると何だか耳障りな箇所が気になります。

(2番のバイオリンとホルンのミスが多いし、全体的にテンポがあってない…)

どうしてこんなに聞き分けられるのか不思議に思うマリ。

(あ、モーツァルトの夢⁉︎)

それよりも、王宮のオーケストラがこんな調子で大丈夫なのかと心配になってきます。

そもそも、この曲自体がすごく難しい…。

少し休憩しましょうとバーハン。

マリさん!

はい、マエストロ!何か?

さっきの演奏はどうでしたか?

はい…悪くはなかったのでは…壮大だったし…と歯切れの悪いマリ。

実はこの曲は前任の団長が作った曲なんです。

こんな難解な曲ではなく、マエストロが作った曲にしましょうよ!と団員。

あれはまだ未完成だから…。

すごくいい曲なのに!お客様もマエストロの曲の方が絶対に喜びます!

何のことかわからないマリ。

じゃあ、当日の曲は変えられませんが、気分転換に演奏してみましょう!

交響曲1番 G長調 庭園の風景 1楽章

〜♪

演奏を聴いて、マリは心地よさを感じます。

音楽に癒されている気分だわ…。

曲は中途半端なところで終わりました。

この曲はここまでですとバーハン。

いい曲なのに、このままクライマックスまでいきませんか?と団員。

この曲は「庭園」しかなく、ここに「人生」を詰め込みたいのですが、なかなかその表現ができないのだと言うバーハン。

完成させたいけど、自分の能力ではどうにもならないのだと、どこか寂しそうです。

残念だな…と思うマリ。

この曲が完成したのを聞いてみたいな…。

ふいに旋律が流れ込んできます。

目の前に現れるモーツァルト

え、どうして?モーツァルトがここに?

ニコッと笑ったモーツァルトが鍵盤を弾きました。

マリの足元がキラキラと輝きます。

これって、バーハンさんが言ってた「人生」⁉︎

第1楽章 第2楽章 第3楽章!

どんどんメロディーが出来上がっていく!

曲が、完成したみたい…⁉︎

「できるメイド様!」5話の感想と考察

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やっぱり皇太子に身バレしないように、気をつけないとと思っていましたね。

あんな風に暗い幼少期を過ごしたとは思えないほどに、天真爛漫なマリ。

絶対に幸せになって欲しいと切に願います。

そして、今回はモーツァルトですよ!

マリが素晴らしい音楽を完成させてしまいそうですね…。

目立たないようにバーハンの手柄にすることはできるのでしょうか?

ピアノが好きなマリが、今の状態でもしピアノを弾いたら…?

なんでもできるメイド様になってしまったマリ。

やっぱりどこかで皇太子ラエルの目に留まってしまうのは避けられないような気もしますが…。

どうなんでしょうか?