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著者:七輝翼(ななき つばさ)
原作:桃巴
キャラクター原案:山下ナナオ
編集:コミックビーズログ編集部
発行:株式会社KADOKAWA
「31番目のお妃様」《コミック》の登場人物
フェリア・・・ダナン王国のカロディア領の領主邸に住む田舎娘。
辺境の地に住み、料理や掃除、領主の兄たちの武道の相手など何でもこなすお姫様。
マクロン・・・ダナン王国の国王で29歳。
1番~31番のお妃候補と3ヶ月の交流をかねてお妃を決めることを義務づけられています。
文武両道で、容姿端麗ですがお妃の座が欲しいだけのお妃候補にうんざりしています。
ビンズ・・・ダナン王国の騎士隊長で、マクロンの良き相談相手もこなします。
後宮に入ったフェリアの手助けをしてくれます。
「31番目のお妃様」《コミック》のあらすじ
ダナン王国の僻地中の僻地にあるカロディアにある小さな領地に住むフェリア。
そんなフェリアに突然、兄のリカッロが「王様のお妃様に選ばれたぞ!」という話が舞い込みます。
驚くフェリアですが、よくよく聞けば3ヶ月に1度ある「31日」にしか王様の来訪がない、誰もなりたがらない「31番目の貧乏くじのお姫様」だったのです!
しぶしぶ牛車で後宮に向かうフェリア。
自分がお妃様に選ばれるはずがないとわかっているフェリアは与えられた木造の家と広い庭にウキウキします。
豊かな土で畑を耕し、自分で有意義な時を過ごすことに決めたフェリアや女官長の嫌がらせにも立ち向かい、ビンズたち率いる騎士たちの癒しになり…。
フェリアの物怖じしない性格に、真の通った考え、頭の回転の良さにビンズたちは早く王様と会ってほしいと思うようになります。
そして31日にしか訪れないマクロンとフェリアは心通わすことができるのでしょうか?
フェリアを除く30人の癖の強いお妃候補たちとのガチンコバトルに、規格外のお嬢様が挑む!?
後宮で繰り広げられる成り上がりの爽快下克上ロマンスが始まります!!
「31番目のお妃様」を読んだ感想
とーっても面白いです!!
とにかくフェリアが痛快、爽快で、どんな相手でも対等に渡り合えるところが読んでいてスカッとします。
まったくお嬢様らしくない振る舞いで、畑は耕すし芋煮は作るし、洋服だって作れてしまうスーパーウーマンかと思うほど、完璧なんです…。
でも、たぶんとっても強いからカロディア領ではお婿さんが見つからなかったようで…。
たぶんリカッロ兄さんは、フェリアが大好きだから、王様のお妃候補になれてすごく嬉しいんだろうなとヒシヒシと伝わってきました。
フェリアとしてはお役目1年足らずでカロディア領に戻れると思っていたので、好きなことして過ごそうとしていたようですが、その規格外の装いが騎士様たちにまずハマッてしまったようです。
マクロンに出会うシーンがなかなかすぐには訪れないのですが、そのじらし方もとっても良かったです。
本当にフェリアのことがみんな大好きになってしまって、マクロンと会えるように願っていますからね。笑
そして、ついにフェリアとマクロンが出会うシーン。
ここの話が一番好きかもしれません。
とにかく、想像はつくかもしれませんがあっさりフェリアがお妃候補のお嬢様だとは気づかないわけですよ。
そこがニヤニヤして読んでしまいますよね!
原作の小説の方は結構進んでいる感じはしますが、コミックは2021年1月現在2巻まで発売されています。
七輝翼さんの絵がとっても綺麗なので、コミックで読むのもお勧めです!
manacomicsmania.hatenadiary.com
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