「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」73話のあらすじ
(72話のおはなし)
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神の質問に答えるエルドリア…?
神がエルドリアに質問します。
「君は…死を恐れるかい?」
意外な質問に一瞬、躊躇するエルドリア。
「…正直に言うと、恐ろしいわ」
だけど逃げずに生きて大切な人たちと少しでも長くいたいと答えます。
しかし、神は自分が誰かも覚えてないのに?と返しました。
それでも生きると決意を固めるエルドリア。
エルドリアも強く逞しくなってきましたね。
過去の自分がどうであれ、“エルドリア”になってしまった今、エルドリアとして最後まで生き残るつもりのようです。
着々とすすむエルドリアの策略
エルドリアから借りたお金で購入した穀物が全て腐ったことを知らされた男(ヒラキン)。
しかも、いまだにエルドリアの正体すら掴めていません。
「今すぐにあの方のところに行かないと…」
薄暗い倉庫のような場所にやってきたヒラキン。
マントを頭からすっぽりかぶった男に事の事情を話します。
マントの男:「赤髪の女?」
ヒラキン:「そうです!赤い髪に青い目をした…」
マントの男:「金を現物でもってきて、そのほとんどが装飾用の宝石だったと?」
ヒラキン:「は…はい!」
その赤髪の女のことを詳しく聞こうとするマントの男。
ヒラキンは聞かれたことに答えますが、それよりも援助をして欲しいと頼みます。
援助する代わりに何を差し出すのかと聞かれ、すでに路上の子供たちは差し出してると答えるヒラキン。
そしてマントの男は、自分との関係を知るすべての者の口を塞ぐように脅します。
「そうすれば、お前の命は助けてやる」
謎のマントの男、いったい何者なのでしょう?
登場人物が増えてくるとドキドキしますね!
ナドリカとロビアの作戦
皇宮の一室にて。
ナドリカとロビアが話をしています。
ロビア:「準備はすべて終わったようだな」
ナドリカ:「ついに解放ですね」
無駄な話をロビアとしたくない様子のナドリカ。
ロビア:「今回の件が100%うまくいく保証はない」
それでもナドリカが苦労してきたことには変わりありません。
計画通りにことがすすめば、面白いものが見られると笑うロビア。
数時間後。
ユリエルはナドリカを使って楽しんでいます。
ユリエル:「さあ、すべて飲み干して?」
従者:「皇女様」
そこへ一人の男が連れられてきます。
従者:「この者が皇女様のために抜擢された護衛騎士、シガー卿です」
髪を整え、豪華な衣装を身にまとったシガーの姿がありました…。
続きは74話でお楽しみください!
「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」73話の感想と考察
少しずつですが、エルドアリアを想う男たちが動いてきましたね!
このままユリエルを皇女にしておくわけがない!なんとしてでもエルドリアに戻ってきてほしいと思っているようです。
一時はユリエルに誑かされたロビアも、今ではもうすっかりエルドリア派ですよ。
そして、シガー卿がユリエルの護衛騎士になってやってきました。
きっとこれがロビアとナドリカの作戦の一部?
シガーがユリエルを好きになることは考えにくいので、きっとまた一波乱ありそうですよね?
そして、エルドリアも着々と何かを進めている様子です。
ますます面白くなってきました!
次回のお話を待ちたいと思います。