「仁義なき婿取り」46話のネタバレ
愛夏羽、絶対絶命!?
あっちゃんに首を絞められている愛夏羽。
愛夏羽があっちゃんの真意をはかりかねていると、あっちゃんは怪我をしている自分を置いて愛夏羽がだけが逃げ出すと思っているようです。
自分だけ逃げて、私に成り代わる気でしょ？
月城愛夏羽は私だけよ！
首を絞める手に力が入るあっちゃん。
愛夏羽はあっちゃんを見つめます。
私が憎いよね？16年間も閉じ込められてたもんね。
でも、私はあっちゃんとここから一緒に逃げたいと思ってる。
信じられないなら、好きにしたらいい…。
あっちゃんは愛夏羽の首をうまく絞められません。
そこへ、追っ手がやってきてしまいました。
こんなとこに居たのかよ。
大和の登場で？
愛夏羽は追ってに見つかり焦ります。
（しまった！）
すると、その追っ手の男が誰かに殴られました。
どさっ！
その場に倒れる追っ手の男。
現れたのは、大和でした。
大和!!
あっ？
2人いる愛夏羽を見てギョッとする大和。
ん？愛夏羽が2人に霞んで見えるのか…。
ゴシゴシと自分の目をこすります。
この子だよ！前言ってた、双子の妹！
（まじでそっくりじゃねーか…）
大和、なんでここに？
いや、おまえを逃がした後に、メイドに捕まって、ずっと地下に閉じ込められてたんだ。
それで、さっき慌てたメイドが地下に来て、すぐ逃げろって言われてさ…。
その途中で変な男が居たから、追ってみたらおまえらを見つけたって感じだ。
それにしても、この焦げくさい臭いはなんだ？
愛夏羽もさっきから焦げくささを感じていました。
ジリリリリリ!!
火災警報器がなり響きます。
何？火事!?
愛夏羽はあっちゃんの足に包帯を巻きます。
じっとしてね！
ここを離れよう！
あっちゃんのヒステリー
私につかまって！と言う愛夏羽。
あっちゃんは拒否します。
外に出たって誰も私を待ってなんてないわ…。
月城愛夏羽じゃないと誰も言うことを聞いてくれないわ！
あんたと生まれたせいで、私はずっと独りなのよ!!
あっちゃんの悲痛な叫びでした。
それを聞いていた大和はイラッとしてしまいます。
いい加減にしろよ！何もかも自分の傲慢さがまねいたことだろうが!!
人のせいにするな。
うるさい！うるさい！
ヒステリーになるあっちゃん。
大和は愛夏羽の手だけを引いて、その場を離れました。
愛夏羽の作戦
あっちゃんの行方を捜すメイドたち。
室内に煙が充満してきます。
おい、もう引き上げないか？
ダメよ！あのクソ女を見つけるまでは！とメイド。
部屋をのぞいてまわります。
カーテンの隙間から足が見えました。
にやっと笑うメイド。
こつこつとカーテンに近づき、シャッとあけます。
見つけた！
そこにはあっちゃんが居ました。
男たちがあっちゃんを取り囲みます。
ねえ、こいつの脚折ってしまって、ここで死んでもらうからと男たちに命令するメイド。
その部屋の隅で、大和が息をひそめて様子を見ています。
メイドたちの気がそれているのを確認した大和は、あっちゃんを抱きかかえて飛び出しました。
カーテンに隠れていたのは、あっちゃんを服を取り替えた愛羽夏だったのです。
実は、大和が愛夏羽を連れて行こうとした時に、愛夏羽が急に服を脱ぎ出したのです。
いい考えがあるから、あっちゃんの服を私に貸して！
あんた、私の話聞いてた？
私、ちゃんと姉妹をやりなおしたいんだ、それには妹が必要だから！
姉妹の絆
愛夏羽は油断しているメイドに頭突きします。
男たちを次々となぎ倒す愛夏羽。
愛夏羽！と叫ぶ大和。
私が食い止めてるうちに、早く逃げて！
大和はあっちゃんを抱きかかえて走り出しました。
そのとき、あっちゃんが「お姉ちゃん！」と叫びます。
愛夏羽は、あっちゃんを見て、コクっとうなずきました。
大和たちは隠し扉から無事に脱出に成功します。
愛夏羽は、男たちの相手をしていますが、だんだんと火災が大きくなってきました。
バキバキっと建物が壊れてきます。
そのとき、愛夏羽の頭上の天井が激しい音を立てて崩れてきました。
目を見開く愛夏羽。
紀羅の到着で…
屋敷の外に到着した紀羅が、爆薬を使って中に入ろうとしていました。
壁はまったく壊れません。
部下が、持ってきた爆薬が全てなくなったと言います。
壁を一周した部下も、どこにも入り口はなかったと報告しました。
どうしたら…。
バン！と後ろで音がします。
地面から扉を開けて出てくる人影がありました。
大和とあっちゃんです。
紀羅は驚いて2人を見ました。
あ、彼女ですね！無事で良かった！と喜ぶ部下たち。
2人に近寄る紀羅。
愛夏羽さんは？
まだ、中だ…と答える大和。
え、じゃあこの子は？と戸惑う部下たち。
紀羅は壁に戻り、こぶしを振り上げました。
ゴッゴッゴッゴッ!!
何度も何度も殴ります。
組長！無茶です!!
止めに入る部下たち。
すると壁にヒビが入りました。
ガラガラガラと大きな音を立てて崩れる壁。
部下たちは紀羅の拳の威力に顔面蒼白です。
中に進む紀羅。
屋敷はすでにゴウゴウと燃え盛っていました。
（この中に愛夏羽さんが居るのか…）
強い風が吹きました。
落ち葉が紀羅の頬に当たります。
風の吹いてきた方を見る紀羅。
そこは草木の生えた茂みです。
気になって近づく紀羅。
そこには、愛夏羽が倒れていました。
ぐいっと抱きしめると、スーズーと寝息が聞こえてきました。
ホッとする紀羅。
目を開ける愛夏羽。
紀羅は優しく迎えにきたと伝えます。
愛夏羽は目にいっぱい涙を溜めて、うん！と紀羅を抱きしめました…。
「仁義なき婿取り」46話の感想と考察
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今回のお話はめちゃくちゃ見ごたえありましたね！
あっちゃんはもう、絶対に心を開かないと思ってたんですが、さすが愛夏羽です。
そりゃ紀羅も惚れるはずです。
大和もね…。
ちょっと大和にも春が来る？なんて思ってしまいましたが、あっちゃんと大和がくっついたら、それはそれで面白いかも。
愛夏羽の替え玉作戦、すごい良かったですね！
双子ならではというか、あの悪徳メイドたちが本当にクズすぎて、スッキリしました。
それにしても、大和とあっちゃんが外に出てきた時に、紀羅の部下たちは愛夏羽だと思っていましたが、紀羅はすぎに愛夏羽じゃないとわかるって、なんだか愛って素晴らしいなって感動さえ覚えましたね。
壁を破壊するところや、何もないところで愛夏羽を発見するところ、全てがパーフェクトでした。
2人は結ばれる運命なんだと、確信した瞬間でした。
これからの展開も楽しみです♪
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