ある日、お姫様になってしまった件について 52話 前回のお話
クロードに目の前から消え露と言われたアタナシアは廊下を走って戻っている途中に転んでしまいます。
そこへイゼキエルが追いかけてきました。
泣いているのを見ないでと言うアタナシア。
会場に戻ったイゼキエルは父親にアタナシアに関わるのを咎められますが…⁉︎
ある日、お姫様になってしまった件について 53話 ネタバレ
ジェニットから届いていた手紙がパタリと来なくなっていました。
きっとシロおじさんが止めたんだと思いアタナシア。
ぼんやりと窓の方を見ていました。
リリーがお散歩でもしましょう?と誘ってきます。
面倒臭いと言うアタナシアを無理矢理連れて出て行きました。
日差しが眩しくて目を細めるアタナシア。
外に出るのはあの泣きながら帰った日以来です。
ちょっとだけ歩こう…と庭を歩くことにしたアタナシア。
クロードの決断
クロードは何日も眠れなかったのに、今日はあたまがスッキリしていました。
それならば、頭痛の種を消しに行こうか…。
フラッと立ち上がりました。
それ頃、バラの庭園を歩くアタナシア。
赤く咲き乱れているバラを見つめます。
ひとつ、手に取り花の部分をちぎります。
歩くたびにひとつ取ってはちぎって捨てるを繰り返していました。
パッと顔をあげると目の前にクロードが立っています。
アタナシアを見て、やっぱり生かしておいてはいけなかったと言うクロード。
最初に見た時に消していたら、これほどまでその顔が引っかかることはなかっただろうと言って魔法を使います。
アタナシアに向かう魔法はバチっと弾き返されました。
確かにその保護魔法は俺の魔力だ、笑えるなとクロード。
魔力は嘘をつかないから、確かにその保護魔法をかけたのは自分だと確信してしています。
だが、その保護魔法を破壊するのも自分だと、
更に魔力で攻撃します。
アタナシアの周りは保護魔法が張り巡っていて、バチンッと弾き返します。
その顔やその表情が気に食わないとアタナシアに言うクロード。
跳ね返ってきた魔力がクロードの頬をかすめ、血が出ています。
消してしまえば、終わりなんだ!とさらにつよい魔力でアタナシアを攻撃して…⁉︎
ある日、お姫様になってしまった件について 53話 感想と考察
今回はちょっと短いお話しでしたね。
まだ記憶の戻らないクロードが、今日こそはとアタナシアを消す為に姿を現しました。
自分が何重にもかけた保護魔法を全力で破壊しにかかるって…本当に滑稽な様子ですよね…。
記憶を失くす前のクロードがかけた保護魔法だから、それはそれは強力だと思いますが…?
だってあんなにもアタナシアを大事にしてましたからね。
本人でさえ、なかなか破壊するのは難しいのでは?と思いますが、どうなんでしょう?
アタナシアが消されちゃったら困りますし、失敗することを願います‼︎
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