逆ハーレムゲームの中に落ちたようです 37話〈前回のお話〉
ナドリカの配慮もあって、エクロットと話ができたエルドリア。
飲みすぎて部屋に戻ろうとしたところを、取り乱したロビアに引きとめられ…⁉︎
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです 38話〈ネタバレ〉
ロビアに一緒に来て欲しいと言われ、ナドリカに少し待っていてと伝えるエルドリア。
ナドリカは少し迷いますが、姫様の部屋で待っていると告げました。
敷地内にある湖の上で…。
湖に浮かぶ船の上、エルドリアはこんなとこがあったのかと思います。
皇女がロビアと思い入れのある場所なのかしら…?と。
俺たちは初めてここで出会ったとロビアが言います。
エルドリアは思い出に浸るためにここへ来たのかとロビアを責めました。
証明してくれると言ったからとエッセンも言い返します。
ロビアが感情的になればなるほど、エルドリアは自分が本当の皇女ではないという思いで、ロビアに優しくすることが難しく感じていました。
あなたを愛しているわけではないと言うエルドリアに、そのくらい分かっていると返すロビア。
姫様と言って、エルドリアの手を取ります。
あのときここで、言ってくれたでしょうとエルドリアの髪を触ります。
素直じゃない嫉妬深いところが好きだと。
ロビアの自分を見つめる熱い眼差しに流されそうになるエルドリア。
このままではキスを…。
ロビアの顔が近づいてきて…慌ててロビアの手を払います。
そんなに俺のことが嫌いなのかと悲しむロビア。
こんなことをする為にここへ来たわけではないでしょう?と聞くエルドリア。
わかりましたとグッと拳を握りしめました。
ロビアの聞きたかったこと
あのとき、姫様は俺を選びましたが、もう1人オードレンと言う男が居ましたと話すロビア。
この名前は久しぶりでしょう?と聞かれます。
エルドリアには何の聞き覚えもありません。
続けるロビア。
姫様は彼とキスをして、俺を選んだ、それが何故なのか気になっていると。
ただ俺に喜びを与えてから絶望に落としたいだけかもしれないけど、直接聞きたいと涙を流します。
驚くエルドリア。
彼よりも俺の方が少しでも男として魅力があったと言ってほしいと懇願するロビア。
思い出せないと言おうか悩むエルドリア。
でも、ロビアはもう皇女の影から解放されてもいいのではと思います。
ロビアの望む答えを言うことにしました。
そう、あなたの方が彼より良かったの。
何も答えないロビア。
どうして何も言わないのか不安になりロビアを見上げます。
ロビア?と肩に触れようとしたエルドリアの手はグッと掴まれました。
オードレン・ビヨード・セシリアは12年前に亡くなった先皇陛下ですよとロビアが言います。
ロビアの疑問は確信へ
名前を間違えたは通用しない、そもそも姫様は俺とここへ来たことすらないのだからと。
お前は誰なんだ…?
掴まれていた手を払いのけるエルドリア。
私に触らないで‼︎
どのでバレてしまったのだろう?と動揺が隠せません。
ロビアにはいつかはバレるかもしれないと思っていたけれど、どうして今なの⁉︎
記憶を…と言うと、記憶を失くしたは通用しないと言われ、ロビアはエルドリアが別人であることを確信しています。
覚悟を決めたエルドリア。
そうよ、私は皇女ではない…と言って…⁉︎
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです 38話 感想と考察
ロビアがエルドリアを連れてきた場所は2人が一緒に来たことない場所でした。
もうこの時点でロビアはエルドリアが別人かもしれないと思っていたんですね。
いや、結構前から疑っていた様子でしたね。
なぜ、今なのか?
きっとロビアは今確かめないといけないと思った“何か”があるのかもしれません。
執拗にエクロットを信用するなと言っているのも気になりますし…。
ナドリカのことは、まぁ奴隷出身ということで見下しているのでしょうけど。
エルドリアが自分は皇女ではないと言って、果たしてロビアはどんな 反応をするのか気になります。
エルドリアの味方になってくれたらいいんだけどな…。
そうなると、エルドリアが別人であるというのを知っているのはロビアだけになりますね。
ナドリカは記憶を失っていると思っているのだから…。
ロビアが味方についてくれたら心強いのかな?
そもそもエルドリアの中の人は元の世界に戻りたいと思っているわけだから、戻る方法を一緒に探してくれるとか?
今後の動向が気になります‼︎